概要
小野不由美氏著の小説『十二国記』に登場する芳極国国王峯のこと。またはその人物をさす。
先の峯王は健仲韃。柳北国を手本とした法治国家を目指すも、刑罰が厳罰化の一途をたどり、結果として国を疲弊させる。晩年には国民の1/5にあたる60万人が処刑された。
治世30年を数える頃、恵州侯である月渓を筆頭に諸侯が反旗を翻す。反乱では健仲韃の他に妻である佳花、二代にわたって暗君を選んだとして峯麟も討たれる。また公主であった祥瓊は仙籍を削除され庶民に落とされた。
その後は月渓を中心とした仮の朝が4年ほど国をまとめているが、正当な王は立っていない。