左巻き
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ひだりまき
巻きの方向が左向きになっていること。転じて「馬鹿者」「捻くれ者」を指す罵倒用語ともなる。
本来は真正面から見て反時計回り、正ネジが緩む回転方向を意味する語。北半球における低気圧、南半球における高気圧の向きでもある。
実際はそれ以上の意味はないが、後者は罵倒として稀に使われることがある。
ネジが緩む回転方向であることから「頭のネジが緩んで(飛んで・外れて・抜けて)いる」という例え、または「つむじが左巻きの人は変わり者である」という迷信が語源と言われている。
ちなみに対義語として「右巻き」が賞賛の言葉として使われるということはない。
また左翼思想とされる人への罵倒文句として使われることがあるが、こちらは本来は誤用にあたる。たまにダブルミーニングの意図を込めて使用されている例も散見されるが、勿論褒められた行為ではないので、不毛な罵倒合戦を避けるためにも控える方が良いだろう。
つむじが本当に左を向いている人への差別用語とも受け取れるため、現在では放送禁止用語として自主規制の対象となっていることも多い。
が、それ以外の言葉と比べると知名度そのものがあまり高くないためか、普通に使われている場合もある。
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