サノバビッチ
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さのばびっち
サノバビッチ…主にアメリカやイギリスなどの英語圏の国で使われている罵倒語の一種である。
"son of a bitch"をネイティブ風に言うと、「さのばびっち」と聞こえる。
映画やアニメ「サウスパーク」等の普及によって日本でも知名度がある。
「Son of a bitch」を続けて言うとこうなる。略してSOB。
意訳すれば、「くそったれが!」「この野郎!」というものであり、悪態をつくときや、他人を罵倒する際に使用される。
直訳すれば、「娼婦の息子」という意味である。そのままの意味でも使用しても構わないし、悪態をつくときに吐き出してもよい。ただし女性に対して使うと二重の意味で失礼に当たる。
日本語だと「お前の母ちゃんでべそ」が近い表現か。
しかし一度でも使おうものなら「下品な人間だ」と思われるためTPOを大切にして言い放つしかない。特に英語圏では絶対に使用しない様にしよう。
主にサウスパークや洋画(中でも戦争映画)などで聴くことがあるだろう。
史上最大級の航空事故であるテネリフェの悲劇では、パンナム側の機長が突っ込んでくるKLM機側に向けてに対して思わずサノバビッチと絶叫している。(和訳だと「あのバカ来やがった!」)
第46代アメリカ大統領であるジョー・バイデンは、2022年の記者会見で執拗に質問を繰り返す記者に対して思わず「ワットアスチューピッド、サノバビッチ」と小声で発言している。(和訳だと「なんてバカなクソ野郎だ」)
欧米ではレディーファーストを代表されるように女性優先文化であるが、その根本は母親尊重の精神である。欧米人男性にマザコンが多いのはその為である。
その為他人の母親を侮辱することは効果的な挑発言語であるためよくマフィア映画で使用される。
似たように「マザーファッカー」がある。
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