概要
「柔道讃歌」の主人公。漁師を営む母親と二人暮らしをしている。
母のスパルタ教育によって鍛え上げられた結果喧嘩に強くなり、近隣周辺の番長となっていた。
高校に進学してから恩師と出会い柔道を志すように。
そのおかげで荒い性格だったが、日々の特訓で磨かれていった。
柔道では母直伝の巴投げを必殺技にライバルたちと戦っていく。
すごいマザコンぶり
なんとウィキペディアにまでそう書かれてしまうぐらい。
作中人物の青江波子や高木花実に好意を寄せられても一向になびく気配がないのに、母・輝子が利鎌竜平と愛し合っていることには激しいショックを受けてしまい、自殺未遂や家出騒動まで引き起こしてしまった。
すごい川柳好き
勉強嫌いの劣等生であるにもかかわらず、なぜか作中で4回も川柳を詠んでいる。
以下がその作品たち。
- 「赤まんま かみしめる味 母の味」(県大会優勝後に詠んだ句)
- 「海と母 ともに歌える 子守歌」(関東大会後に詠んだ句)
- 「母のひざ ここに日本が ありました」(アメリカ遠征後に詠んだ句)
- 「夕やけや 鬼の心に 泣きました」(利鎌が突進太をかばって高柔連から除名されたことを知り詠んだ句)
※ちなみにこれは川柳なので575の間を空けているが、俳句では空けないのが基本。たまに混同する人がいる。