概要
銃器は一切使用しないという彼の美学の元、彼自身の魔力で生成された剣の形をした遠距離武器である。
幻影剣の形はよく見るとフォースエッジに似ている。
作中では、幻影剣を自らの周りに出現させ、相手にそのまま飛ばすというものである。
初代や3では浅黄色だったが、4では群青色になっている。5では薄い青色になっている。DmCでは白色の幻影剣が登場する。
基本はバージルしか使用しないが、彼の息子のネロもDTトリガー時にブーメラン型の幻影刀というものを使用する。また、バージルが改造された姿であるネロ・アンジェロも使用する。ネロ・アンジェロが使用する幻影剣は雷のようなものを帯びている。
上限は不明だが、一度に生成できる数は多く、作中では最大で8本生成している。
相手に飛ばすだけではなく、自分の周りに円陣を組むように生成し、盾がわりにすることや敵に刺した幻影剣を軸に瞬時に敵の場所へ瞬間移動することができるなど、使い方は多々ある。閻魔刀と共に発動できるのも強みの一つである。しかし、耐久力がやや低いため、敵に容易に破壊されてしまうという欠点も持つ。
因みに敵に刺した幻影剣を敵の体内で爆発させることも可能。
初代ではネロ・アンジェロが最終戦のみにて使用する。
3ではバージルが難易度DMDのみで使用する。
もちろん、3、4、5ではプレイヤーも使用可能。
主な技
円陣幻影剣
自分の周囲に数本の幻影剣を円陣状に並べる技。敵と戦う際は自動的にダメージを与えるほか、盾や周りの敵への牽制にもなる。また、周りに並べている状態から一本ずつ発射したり、周囲へ同時に全幻影剣を円陣状に発射させることも可能である。
3のDMDではバージルの「Don't get so cocky」の音声と共に発動する。
5では常に魔人化した状態で使用してくるので厄介。
ただ、予想以上に砕けやすいので注意が必要である。
ネロ・アンジェロも最終戦で使用する。魔界で鍛えただけあって、フェイントや時間差攻撃を駆使して幻影剣を発動してくる。
烈風幻影剣
自分の周りに円陣状に並べていた幻影剣をそのまま敵へ移し、そのまま敵目掛けて全幻影剣が発射するというものである。
5では魔人化した際に必ず発動してくる。
食らったボス以外の敵はだいたい怯むので、ちょっとした隙を生じさせたいときに有効。
ネロ・アンジェロも範囲が広い状態で使用する。
急襲幻影剣
同時に複数の幻影剣を出現させ、前方へ一直線に発射する技。
疾走居合と組み合わせれば威力絶大。
3では、円陣幻影剣を発動させた後しか使用できなかったが、4ではそのまま急襲幻影剣を発動できるようになった。
ボスとしても登場するDmCや5では1本ずつこちらに飛ばしてくる
ネロ・アンジェロも若干飛ばし方は異なるが使用する。
全方位幻影剣(正式名不明)
ネロ・アンジェロのみが使用する技。
簡単に言えば、烈風幻影剣の強化版とも言える技である。
文字通りダンテの全方位に幻影剣を張り巡らせ、高速でダンテの周りを
回転した後に食らわすというもの。
こちらもフェイントや時間差攻撃を駆使してくる。
五月雨幻影剣
4SE、5のバージルとネロ・アンジェロのみ使用する。
無数の幻影剣を敵の頭上に出現させ、そのまま相手に急降下させるというシンプルな技。
因みにバージルとネロ・アンジェロとでは若干技が異なる。
バージルは敵の頭上に幻影剣を出現させた後、高速で1、2本ずつ降下させるのに対し、ネロ・アンジェロは出現させた幻影剣全本数を同時に急降下させる。
巨大幻影剣(正式名不明)
DmCの亡霊バージルのみ使用する技。
その名の通り、巨大幻影剣を相手に急降下させる技(地面から突き出しているようにも見える)。
体力をある程度減らすと、連続で巨大幻影剣を繰り出す連続巨大幻影剣を発動してくる。
また、この巨大幻影剣を使用してる間は亡霊バージルにダメージを与えることができない。
幻影刀
バージルの息子であるネロのみが使用する遠距離武器。
デビルトリガーを発動して攻撃した際、後ろの魔人?が援護射撃の如く打ち放ってくる。
5では自ら魔人化した状態で放つ。
ブーメランのような形をしている。