このタグはその中でも同人誌として販売したもの、及びそれの宣伝や設定資料に使用される。
ここでは、その独特な世界観について記述する。
概要
登場キャラクターの多くは東方Projectのキャラクターで、舞台は幻想郷である。
しかし、高度経済成長が幻想入り及び歴史ある都市が幻想入りしているため一般的な幻想郷観とかなり異なる。
また、それにより次元転換船が幻想郷で開発された。異なる世界と交流を持つため、多くの世界が未知の世界を探そうとした異次元への大航海時代が訪れている。
以下に具体的な詳細を記述する。
紅魔館
レミリアは幻想郷有数の都市の政治的中心人物となっている。また、レミリアも咲夜も美鈴も恐ろしいまでにカリスマの塊である。
フランは情緒不安定ながらも子供らしい性格。カリスマかつツンデレ。チルノと友情を築いたが、チルノの前ではカリスマブレイク気味。
パチュリーは魔法研究の第一人者として、魔界に発表に行くなど忙しい日々を送っている。魔界の紳士たちの憧れであり、モテまくっているが本人に興味はない。
小悪魔はこぁとここぁがおり、前者がミーハーで後者が子供らしい性格をしている。
一般入場禁止区域と一般入場区域に分かれている。入場禁止の空中テラスはその前で愛を誓うと幸せになれるというデートスポット。美術展なども開かれている。
また、高級レストランや少し砕けた繁華街も紅魔館「内」に存在する。試食コーナーに張り付く巫女がたまに見られるとか。
スカーレット市
湖の中心に島があり、その中がスカーレット市と呼ばれる。
種族比は妖怪魔物5:妖精4:人間1。人間の都市は別に存在する。
スカーレット市は高度に都市化され、自動車はもちろん電車、新幹線もある。風光明媚で他都市からのアクセスも良いため、観光地に近い。
ご当地の名物はモリヤドーナッツ。もちろん守矢神社の手によるもの。
入島は他都市からのシャトルバス、橋、フェリー、徒歩、自力の飛行などで行える。ただし馬の乗り入れは禁止されている。橋は基本無料だが、車種や積載重量によって課金あり。
人里(?)
名称は明言されていないが、人間を中心にした都市。
ルーミアなどの子供型妖怪や妖精を子供として生活する大人が普通にいたりするので、別に人外を排除している訳ではない。
華やかな観光地としての側面が強いスカーレット市と異なり、一般的な住宅が並んでいる。
おかしのいえ
実際にお菓子で出来ているのではなく、お菓子型をした住居兼店舗(お菓子屋)。ルーミアやリグル、大妖精などもこの家で暮らしている。(チルノもここに暮らしているようだが、手紙は別の場所で受け取っていた)
お菓子作りの教室も行っている。
家の設定が詳しく、建築用の図面におこされている
幻想と紡ぐ日々 第1集 宵闇の少女の中心舞台。
幻想と紡ぐ日々 第4集 ~小さな小さな大妖精~の中心舞台か?
妖精の森
人里とスカーレット市の間にあり、側に霧の湖がある。バイクで通行する事もできれば、乗馬で楽しむ事もできる。
別名、りんごの里。民家も多い。
愛童 ~わらはんど~
Malus Olaho 妖精の森で栽培される、幻想郷を代表する最も歴史あるりんごの一つ。名前の由来は完熟した際の色がわらべの頬の赤みに似た優しい色合なことから。
ジャムにすると赤みが増し、紅色が鮮やかに映える。
味はやや酸味が強い。そしてどんな料理にでも調和して味を引き立てるという魔法のような特性から「魔術師のリンゴ」という別名も。
守矢グループ
八坂神奈子をトップとした、妖怪の山に拠点を置く会社。
宗教的な儀式等も行うが、幅広い事業に手を伸ばしている。
諏訪子がどう見ても幼児。
幻想と紡ぐ日々 第1集 風祝の巫女と大きく関連する。
2011年03月21日、例大祭復活祝いにpixiv上で完全公開された。
魔界
魔法のメッカであり華やかなる憧れの地……は都市部の話。
ちょっと裏路地に入ってスラム街に足を踏み入れるともの凄く危険。下手すれば死ぬ、もとい上手くやらないと死ぬ。
魔界自体は大量の浮遊島からできていて、中央の島は上記の都市部などがありとても華やかである。
中央周囲の島は貴族や金持ちの私有物。そこから離れればまさに魔界である。素人が踏み入れるのは自殺志願者か狂人とおもって間違いない。
また、無尽蔵の魔力に無尽蔵な土地という反則的な立地条件のため、最も多くの国際線があり世界経済の中心となっている。
幻想と紡ぐ日々 第3集 動かない大図書館の舞台
夢アイテム大通り
幻想郷も含めた世界の流行発信地。超一流ブランド「夢子 -yumeko-」の本店を筆頭に世界中の人気ブランドが軒を連ねる、乙女に取ってまさに夢のストリート。
ちなみに、夢アイテム大通りは俗称。ここで買った品物を「夢アイテム」と乙女達が呼ぶため、そう呼ばれるようになった。
ここで彼氏とジェラートを食べながらウィンドウショッピングをするのが、多くの乙女の憧れである。
地底世界
古明地さとりを元首とした地域。地域の特色のため次元転換船の独自の港を持つことが出来ず、経済・観光共に大幅に出遅れている。
(どれぐらいアクセスが悪いか記述すると…幻想郷港から紅魔駅まで1時間半、古明地駅まで2時間かかる。船旅と電車で風光明媚な都市に着た後、特に観光名所のない地底にさらに時間をかけて行きたがる酔狂な人物は少ないだろう・・・仕事ならともかく。)
そうなると外交手腕で何とかするしかないのだが、心が読めるという外交では超反則、マナー違反そのものだったため、誰も外交のテーブルについてくれないという逆境に陥った。
八坂神奈子の協力で一時的に読心を封じるメガネ(神徳めがね)を得て、初めて外交のテーブルにつくことが出来た。
現在は交流を主眼においており、何とか地底に人を招こうとしている段階である。
ちなみに、お燐は溢れんばかりのカリスマの持ち主。
スポーツメーカーYUGI
一流スポーツブランド。最近は鬼が踏んでも壊れないという驚異的な耐久性を持つランドセルを開発した。
宣伝に、元首さとりが着用するというほど信頼できるものである。
歌う外交団ブレーメン
元発電所職員で構成されたトップシンガーであり、地底の外交団。
火焔猫燐ことリン(火車/猫)女
ダオ・ルーク・ガイことルーク(鶏人)男
トビ・パリカールことトビ(馬人)男
フンド・バウワンコことフンド(犬人)男
以上4名で構成される。(人間の感性で美形と解るのはお燐だけだが、男性陣もイケメン揃いである。)
地底人気と比べブレーメン及びさとりは人気があり、公演の際は多くのファンが訪れる。ただし、さとりのファンはちょっと俺らすぎて自重すべき。
次元転換船
様々な異世界へ移動するための船。この大幅な世界変化の立役者となった。
技術は地底世界、実用化は幻想郷なのだが、立地条件と経済力から魔界が最も多くの港と船を運用している。
ただし、船の運用の際は周囲の空間に強烈な影響を与えるため都市部から離さなければならない(幻想郷は200km離している)。地底発祥の技術なのに地底が次元港を持てないのはこのためで、場所が確保できないのである。