悪戯シリーズ
いたずらしりーず
1996年の『いたずら～悪戯～』はPC98/Windows/Macintosh/FM-Towns 合計４万本以上を売り上げた事でスタートしている。
その後ほぼ毎年シリーズは発売され、『わるっ!! ～いたずら～』、『悪戯～常習者達の宴～』、『悪っ外伝～悪夢のラッシュアワー～』、『悪戯Ⅲ』、『悪戯王～いたずらきんぐ～』、
『悪戯Ⅳ～俺達の戦闘車輌～』、『悪戯～ZERO～』と続き、シリーズ合計２０万本以上を売り上げたロングヒットシリーズである。
『悪戯極〜いたずらリアル〜』で初めて3DCGを導入、続編『いたずら極悪』でも継続して採用された。以降、REALから発売されている作品群では3DCGが採用されている。
痴漢以外のものを題材としている作品もあり、『いたずら家庭教師 〜密室の猥褻指導〜』は盗撮を題材としているほか、『いたずらVR』はヒロインとの交流に重きを置いている
内容
2005年にはアダルトアニメ化もなされており、『悪戯～いたずら～ The Animation』というタイトルでミューズから発売された。おそらく当シリーズで最も知名度があるのがこのOVAである。
第1巻となる一両目が2005年4月8日に、第2巻目となる二両目が2005年7月8日に発売されたほか、これらを一つにまとめたアルティメットエディションが2007年11月9日に発売されてた。
登場人物の一部は原作から登場しているキャラクターだが、シナリオは完全なオリジナルになっている。このため、キャラクター名を知らない人も多数いるのも特徴である。
この作品の特徴は2000年代とはとても思えないほど作画が良く現在でも人気のアダルトアニメである。
他のアニメでは観られない最大の特徴は、尿意を催しているという最悪のタイミングで勝彦と遭遇してしまったヒロインであるさやかが失禁するまでの過程に盛大に時間を割いている点。少しでも動けばおしっこがもれてしまうという事情から、姿勢の変更や股間を抑えるなどで尿意を耐え続けるヒロインが不意に訪れた凄まじい尿意に勝彦のテクニックが加わったことで我慢の限界に達し、凄まじい量のおもらしに到る展開は非常に秀逸。
一両目は主人公・勝彦と 「箱師の銀ちゃん」の異名を持つ凄腕の痴漢・銀司との出会いを描いている一方、二両目は勝彦と痴漢退治屋・さやかの対決を描いている。
登場人物
- 勝彦
主人公。痴漢に関しては他者を圧倒するほどの実力を誇る。
容姿も悪くはなく好漢児を演じる場面もあるが性癖については歪んだ一面をもつ。他人が女性に対して暴行することは激しく憎悪するなど人並の正義感をもつ一方、自分や自分の認めた仲間が女性に暴行する場合には喜々として倒錯的なプレイに興じるなど独占欲の塊でもある。
「いたずら〜悪戯〜」から「悪戯Ⅲ」、「悪戯4」、「悪戯麻雀」で主役を務めた本田勝彦本人だと思われる。
- 優美
茶髪の美少女。アニメ冒頭で勝彦に最初に痴漢されるが、コンビニで再び遭遇した勝彦にも何の疑いも抱かず善意の人と信じるほど清楚な女性。
勝彦によって絶頂をもたらされた快楽が忘れられず勝彦を求めていたが、運悪く電車内で勝彦とは無関係の集団に暴行されてしまい精神崩壊してしまう。その後は勝彦の性欲のためより過激な行動をとるようになる。
- さやか
痴漢の退治にいそしむ女性で、勝彦を要注意人物として警戒している。
痴漢を行う者は許さず実力行使で制圧も辞さないなど堅物な反面、下着などは意外に派手でありトイレに行ける時に行かないなどうっかりしている部分もある。
勝彦とは尿意を催しているという最悪のタイミングで遭遇してしまい、少しでも動けばおしっこがもれてしまうという事情により勝彦が自由に体を触るのを許してしまう。姿勢の変更や股間を抑えるなどで尿意を耐え続けたが、不意に訪れた凄まじい尿意に勝彦のテクニックが加わったことで我慢の限界に達してしまう。そのまま電車内で失禁してしまい、大勢の人間に見られる中で失禁させられるという恥辱に涙を流す。
公衆の面前でのおもらしという屈辱を味わってからは勝彦を敵視していたが、彼が優美を助ける様子を見て優しさを感じ、彼と接触する。快楽を求める優美の暴走をとめるよう彼に説得を試みて失敗し、かつて自分が制裁を加えた銀司の集団に報復されてしまうが、それでも屈せず勝彦を追い続けることを宣言した。
なお『悪戯～いたずら～ The Animation』の一両目においてはヒロインであるさやかの失禁に到るまでの過程に長時間使われているが、少しでも動けばおしっこがもれてしまうという事情で動くことができないさやかの状況を利用した勝彦によりブラジャーをずらされて乳首披露などサービスシーンも非常に多い。
二両目においては、かつて自分が制裁を加えた銀司の集団に強制的にショーツを脱がされた末に浣腸されても心が挫けないという女騎士的なシーンも披露している。
『悪っ外伝 〜悪夢のラッシュアワー〜』に登場する篠宮さやかと非常によく似た容姿をしているが関連は不明。
- 銀司
「箱師の銀ちゃん」の異名をもつ痴漢。自身の集団を率いて日々電車に乗り込んでいる。自分以上の実力をもつ勝彦に興味をもち、仲間とすることに成功する。
- 亜紀
ボーイッシュな雰囲気の女性。勝彦たちによる快楽を味わって以来、露出の高い恰好で電車内を歩き回る行為を繰り返している。
- 英恵
パチスロ店にいたショートカットのOL。露出度の高い恰好が特徴。
電車内にて銀司による快楽に耐えていたが、銀司があきらめたと油断した瞬間にそれまで以上の快楽を加えられてしまい絶頂させられる。この銀司の実力をみた勝彦は銀司たちと組むことを決意した。
- 美絵子
報道番組のアナウンサー。番組内で同僚から痴漢の話題を振られることに嫌悪感を示していたが、実際は痴漢に襲われることを望んでおり、露出度の高い恰好で日々電車に乗っていることで知られている。これにより勝彦たちにより快楽を味わわされることになった。
スタッフ
原作：インターハート
プロデュース：よしもときんじ
監督・絵コンテ：金澤勝眞
キャラクターデザイン・作画監督：飯島弘也
制作：フォルテス、アームス
アニメーション制作：スタジオ9MAiami
製作：悪戯製作委員会
