「 こんな風に歌うことは無かった 」
『 いつも、俯いていた 』
「 勇次郎と 」『 愛蔵と 』「『 出会うまでは 』」
概要
「愛勇」とは、HoneyWorks が展開する告白実行委員会~アイドルシリーズ~ に登場する男性アイドルユニット「LIP×LIP」のメンバー、柴崎愛蔵×染谷勇次郎の腐向けCPの名称。
※以下、小説・映画・MV・インタビュー等のネタバレを含みます。
※閲覧は自己責任となりますのでご注意ください。
プロフィール
柴崎愛蔵 | 染谷勇次郎 | |
身長 | 166cm | 161cm |
誕生日 | 2月22日 | 2月22日 |
血液型 | A型 | B型 |
学年 | 高校一年生 | 高校一年生 |
部活 | 帰宅部 | 帰宅部 |
家族構成 | 母・兄(柴崎健) | 養父・母・義弟 |
髪色 | 金髪 | 青髪 |
髪型 | 一つ縛り | アシメ |
瞳の色 | 茶系 | 青系 |
性格 | 人懐っこい・世話焼き | 冷静沈着 |
好きな食べ物 | カルボナーラ | オムライス・甘いもの |
特技/得意 | ダンス | 日本舞踊・三味線 |
オーディション番号 | 560番 | 410番 |
イメージカラー | イエロー | ブルー |
イメージソング | YELLOW | 青華 |
声優 | 島﨑信長 | 内山昂輝 |
二人はオーディション会場の控え室で初めて出会う。些細な勘違いから喧嘩に発展し、愛蔵が勇次郎に掴みかかるシーンが映画内で描かれている。その後、後の担当マネージャー・内田茉優に制止されている。また、オーディション後も口論になり注意を受けるなど、ユニット結成前から衝突していた。オーディションのグランプリは一名の予定であったが、所属事務所・メビウスの社長である田村レイがいち早く愛蔵と勇次郎の素質を見抜き、ユニットを組ませることに。その際、愛蔵と勇次郎は猛反対したが、「嫌ならデビューの話は無しにする」と言われ、渋々承諾。 ユニット結成後も変わらず衝突しがちの二人であるが、『LIP×LIP「ロメオ」MUSIC VIDEO MAKING』に収録されたインタビューではお互いの関係について 『親友?そんな一言じゃ足りないな。』「同じチームだけどただのダチじゃない。」『代わりはいない。』「他の誰よりも」「『俺たちはライバルだから。』」と答えている。その他、小説やMVなどからも、お互いを認め合い、高め合っている関係であることがよく分かる。
さみしがりや
2021年11月21日、いい兄さんの日にMV公開された柴崎兄弟によるデュエット曲。
「柴崎兄弟」の曲なので、今回は勇次郎の出番は無いとされたが…
なんとMVにて登場。
愛蔵パートの「大切なものに 出会えて 愛を知る」では夢ファンファーレでのLIP×LIPが映し出され、続く柴崎兄弟パートでは勇次郎と愛蔵が背中合わせで、互いに寄りかかっているイラストが映される。また、この「さみしがりや」の全体的な歌詞では「言葉で伝えきれないのに、君だけが分かった顔してる」、「誰にも話していないのに、君だけが見つけてくれた」等、それぞれに「君」という存在がいる事が窺える。同年10月30日に公開された視聴動画ではその「君」の存在が明確には分からなかったが、MVがついた事により、兄の健にとっては高見沢アリサを指し、愛蔵にとっては勇次郎を指す言葉だったのである。
HoneyWorks Premium Live ”ハニプレ”
2020年11月18日にリリースされたHoneyWorks初の公式リズムゲーム。
トリック・オア・トリート~LIP×LIPの必要不可欠な戦い~
ハロウィンライブに向け準備を進める愛蔵と勇次郎は、マネージャー見習い・涼海ひよりからハロウィンライブの衣装を見せてもらうことに。ジャック・オー・ランタンをイメージした衣装(被り物)とヴァンパイアをイメージした衣装が用意された。愛蔵と勇次郎は、一着のヴァンパイア衣装をめぐり、ダンス勝負(振り付けのテスト)をすることになる。
▫️第三話
ダンスの先生から一通り振り付けをしてもらった後、愛蔵と勇次郎は各自で練習に励む。ダンスが得意な愛蔵は大まかな振り付けをすぐに覚えることが出来たが、勇次郎は難易度の高いステップに苦戦していた。その際、愛蔵は「(あいつ、イライラしてんな…大丈夫か?)」と勇次郎を気にかけている。
愛蔵が「おい、勇次郎、そろそろ切り上げるぞ。」と勇次郎に声を掛けると、勇次郎は「僕はまだいる。愛蔵は先に帰って。」と拒否。「まだって…いつまでいるつもりだ?明日もスケジュール詰まってるんだから、無理してもろくなことないぞ。」「放っておいてよ。ちょっとくらい寝なくても平気だし。」「(こいつ…いっつも眠い眠い言ってるくせに…)なに意地になってんだよ、そんなにあのヴァンパイアの衣装が着たいのか?」と愛蔵が問うと、勇次郎は「…衣装の問題だけじゃない。」と短く答え、練習に戻ってしまう。愛蔵は勇次郎のことを心配しながらも、勇次郎の気持ちを汲み取り、共感し、勇次郎の隣に立った。「お前の練習、見ててイライラするんだよ。」と嫌味を言いつつも丁寧に勇次郎の振り付けを指摘し、二人で夜が明けるまで練習を続けた。
▫️第四話
ダンス勝負(振り付けのテスト)の結果、愛蔵が簡単なところでミスをしてしまい、勝者は勇次郎となった。勇次郎は「昨日、『俺が勝つに決まってる』って言ってたの、どこの誰だったかなあ。」「『俺が』『誰に』負けたんだっけ?」と愛蔵を煽り倒した。愛蔵は「(こいつ、殴りてえ…)」とは思うものの、勇次郎の完璧な振り付けにほっとしていた。「(勇次郎の振り付け、完璧だった。徹夜で練習した甲斐は…まあ、あったのかもな。)」と笑みをこぼした。
リハーサル当日、ヴァンパイア衣装を着た勇次郎に、愛蔵は「ああ、最高に似合ってるよ。この衣装のダークな雰囲気がお前の性格の悪さとベストマッチだ。」と相変わらずの様子だったが、ひよりがダンス勝負当日の愛蔵について「でも、珍しいね、柴崎君がダンスの最中にミスするの。」と話を始めると、「…お前も仕事あんだろ。さっさと行けよ。」と遮り、ひよりを現場に向かわせた。その後、愛蔵は「…言えるかっての…(勇次郎がちゃんと踊れるかどうか気になって自分のダンスに集中できなかったなんて…)」と呟いている。「俺もたいがいバカだな…勇次郎のことなんか、放っときゃよかったのに…」
▫️第五話
衣装に着替えようとした愛蔵は、自分の衣装が楽屋に無いことに気付く。勇次郎は当たり前のように「あのカボチャの衣装なら、内田マネージャーに渡した。」と答えた。「は?なんで…」と問いかける愛蔵を無視し、「愛蔵の衣装、これだから。」とオオカミ男の衣装を差し出す。「これ…オオカミ男か?」「そう。衣装さんが作ってくれた。かっこいいでしょ。」「作ってくれたって、なんで…」「…さあね、予算が余ったんじゃない?ほら、早く着替えなよ。」「…(もしかして、勇次郎が頼んでくれた…とか?いや、まさかな…)」「ほら、ぐずぐずしてないで、さっさと準備してよ。」「お、おう!」
愛蔵は新しい衣装に身を包み、勇次郎と共にリハーサルに向かった。
ハロウィンライブ当日、ジュリエッタの声援に包まれながら、二人はステージに立った。「ハロウィンの夜、目いっぱい楽しもうね!そうだ、ハロウィンといえば、この衣装どうかな?僕がヴァンパイアで…」「俺がオオカミ男!どう?ハロウィンの夜らしくていいだろ。」と愛蔵と勇次郎は自らの衣装をジュリエッタたちに紹介する。「かっこいいー!」とジュリエッタたちから声援に、愛蔵は「ありがとう、みんな!そう言ってもらえて、うれしいよ。」「この衣装…俺のお気に入りなんだ。」と答える。それに対し勇次郎は「…ふっ」と優しく笑い、MCを続けた。
新曲披露の直前、勇次郎は愛蔵に「愛蔵、今度はちゃんと集中してよ…自分のダンスにね。」と声を掛ける。「…!お前…」「ほら、いくよ。」「…おう!」束の間、視線を交わしたのを合図に二人はそれぞれの立ち位置についた。
▫️エピローグ
今回は愛蔵目線のイベントストーリーとなっているが、エピローグのみ、勇次郎目線になっている。
ダンス勝負(振り付けのテスト)当日、勇次郎は愛蔵と一晩中練習に打ち込んでいた。「疲れた…」「俺の方が疲れたよ…でも、まあ…これでもう、振り付けは完璧だろ?」と問う愛蔵に勇次郎は素っ気なく「…まあね。」と答えた。「まあ…でも…ありがと。」と素直に感謝を伝える勇次郎に対し、愛蔵は練習の疲れからか眠ってしまっていた。「う〜ん、だから違うって、勇次郎…そこは左にターンだって…」と寝言を言いながら、夢の中でも勇次郎と共に練習をしていた。「ちょっ…夢の中までダンスって…バカなの?」「だから…違うって、勇次郎…」「…ほんと、愛蔵はバカだよ。僕のことなんか、放っておけばいいのに。」
ダンス勝負(振り付けのテスト)の数日後、勇次郎は偶然、担当マネージャーの内田茉優とマネージャー見習いの涼海ひよりの会話を耳にする。ライブ衣装のテイストに差を付け、いつも衝突してばかりの愛蔵と勇次郎の協調性を育もうとしたマネージャー二人に、勇次郎は「…まったく、呆れるね。人のこと幼稚園児か何かだと思ってるわけ?」とイラつきを隠せない様子であった。ひよりが「染谷君と柴崎君がケンカばっかりするのが悪…」と反論しようとすると、勇次郎は「涼海さん、何か言った?」と笑顔で遮った。勇次郎は、愛蔵に今回の件を黙っていることを条件に、ハロウィンライブの衣装をもう一着用意するよう要求した。「衣装のテイストは、そうだな…オオカミ男でよろしく。」
余談
映画『HoneyWorks 10th Anniversary “LIP×LIP FILM×LIVE”』公開前にローソンの店内放送に登場した際には、以下のような会話が放送された。
勇次郎:愛蔵にはリップセットがぴったりだな
愛蔵:なんでだよ?
勇次郎:だってこの前のライブのときカッサカサだったじゃん唇!
愛蔵:あんときは家に忘れたんだよリップクリーム!
勇次郎:カッサカサは僕のこと考えてもないだろ!こっちのセリフにもなれよ!痛いんだよ!
愛蔵:悪かったって…今度はちゃんとする…ってなんか誤解生まない!?この話…みんなまだ映画見てないんだし…
勇次郎:そう?
焦っている愛蔵に対し、勇次郎があからさまな答えだったため、放送を聴いた一部ファンは騒然とした。
関連タグ
勇愛(逆CP)