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概要編集

HoneyWorksが展開する告白実行委員会の登場人物である、瀬戸口雛×高見沢アリサの非公式カップリング。

当カップリングはあくまで非公式ですので、公式タグとの併用を控える、検索避けを徹底するなどの配慮をよろしくお願いします。


※ちなみに、雛アリだと別の世界の人たちになってしまう。名前が同じなので気を付けよう。いや冗談じゃなくてマジで。


明るく活発な性格である雛と、冷静沈着でツンデレなアリサという真逆な二人のコンビというのもあってか、どこぞの超古代の光の戦士どこぞのダイナミックな戦士のコンビ並みの人気を誇っている。


伝説の超経緯編集

まず雛とアリサが出会うまでには、ハートの主張という偉大な物語が存在することを先に伝えなければならない。


当時のアリサはなんやかんやあって周囲からのいじめを受けており、しかも運の悪いことにこのときのアリサはそれまで関わってきたとある人物の裏切りもあって余計に窮地に立たされていた。


いざとなればゼッパンドンファイブキングに変身して、文明発展の緩衝要因(バッファー)となれる我らがシバケンこと柴崎健も、まだアリサと面識がなかったこのときはどうすることもできず、裏切り者の動向も不明……事態が一刻を争う中、高見沢アリサに抵抗する手段は無かった。


そんなある時、花壇の中に放り投げられていたカバンの中身をアリサが拾い集めていたときのことである。


「これ、どうしたの?」


アリサに声をかけてから当然のようにしゃがんでペンやノートを拾い集める雛。

その後紆余曲折ありながらも、アリサが名前をたずねる。


「な、名前……きいてもいい?」

「瀬戸口だよ。瀬戸口雛。そっちは?」

「高見沢…アリサ」

「じゃあね、高見沢さん」


これが、後に新時代を築くことになる二人の出会いである。


伝説の超裏切り編集

しかし、ここで事態は急変する。

榎本虎太朗との対話のなかで、雛が綾瀬恋雪に片想いしていることに気がついたアリサは、恋雪に積極的に話しかけることで雛から遠ざけるというヤバい大罪を犯すことになる。

雛にそのことについて詰め寄られても瞬時に捌きまくるなど、よりにもよって恩人の一人でもある雛を裏切るも同然な行いをしてしまうのだった。

はたして恋雪に手を出すアリサは、雛の目にどう写っていたのだろうか……


ただし、意外にも雛自身もアリサのことは悪く思ってはいなかったようで、小説版イジワルな出会いではアリサにクレープのお誘いを受けてまんざらでもなさそうな感じで二人仲良く食べていたりと、実はそこまで仲が悪いわけではないようだ。


また、アリサも自分の行動が正しいものではないことを理解していたようで、神楽を踊ることになった際に白羽の矢が立ったものの、必死に抵抗を続ける雛に対して、


「私、瀬戸口さんが友達だって言ってくれた時、すごくうれしかった。本当じゃなくても……うれしかった。こうしてみんなで来てくれて。ほんと、ごめんね……迷惑かけてばっかりで」


と、本心を明かしており、そのお陰かアリサに苦手意識を向けていた雛も、


(「なんだ、そうだったんだ。やっぱり、話してみなくちゃわからないよね……」)


と、彼女への認識を改めるきっかけになった(もっとも、これがもし話の通じる余地がない奴らや、そもそも言葉の概念がないヤバい奴)だったらもっとえらいことになっていただろう……アリサがそんなやつじゃなかったのがせめてもの救いか)。


その後の、

「本番まで、まだ時間あるんだよね!?間に合うんだよね!?」

「絶対、間に合わせる!」

というやり取りとともに二人がタイプチェンジして神楽に挑むシーンは、二人がようやく分かり合えたということや、その後の共闘シーンがすごいこともあってイジワルな出会いの中でも名シーンのひとつとしてよく挙げられる。


その後の二人の関係性編集

イジワルな出会い以降は、アリサが雛をからかうといったことは変わらないものの、逆に雛がアリサをからかうというカウンターも多くなっており、互角の勝負となっている。


大嫌いなはずだった。では、サッカーの試合で手柄をあげた虎太朗に雛がピースをし、それを隣で見ていたアリサが(どこぞの金属生命体が化けた偽物の笑みを彷彿とさせる)にま~とした笑みを浮かべ、それに気づいた雛がさっとそれを隠すという、少しクスッとなる小ネタが仕込まれている。


『HoneyWorks Premium Live』のイベントストーリー『君だけのヒーロー 虎太朗と雛のサマーバケーション』では、これまた可愛らしい水着を着て水掛け合いを披露する二人が見られる。ちなみにこの二人の水着姿が世の男性プレイヤーを悩殺させたとか、させてないとか。


『ふたりのスノーフィルム』では、直接の描写こそないもののどうやらアリサが雛に服についての依頼を出していたことが明かされている。


アニメ版ヒロインたるもの!8話のエンディングでは、ロメオモードとなった虎太朗や健とともに二人でウェディングドレスを着て登場。雛が虎太朗に必殺技を、アリサが健に必殺技をそれぞれ当てるというコミカルなシーンもあるが、内容としてはこたひなファンとシバアリファンの心をつかんだ特殊エンディングなので必見。


選んでくれてありがとう。では、虎太朗、幸大、健と共に卒業証書を持った二人が写真を撮るシーンがあり、二人ともピースをしていた。五人で写真を撮るその姿はどこぞの五人合体の王に似ていたとか、似てないとか。


告白実行委員会キャラクターソングアルバム『オモイアイ』では、なんとまさかのCDデザインを担当。

まさか来るとは思っていなかったであろう多くのファンをその笑顔と姿で悶えさせた。

しかも何やら二人のイメージソング『彼氏自慢』という曲も出るようで、これに気づいたファンたちは更に悶えたとか。


このように、かつては争いを起こしていた雛とアリサだったが、今ではなんやかんやありながらもHoneyWorksを支えている二大戦力として、今日も多くのファンを魅力しているのだ。


余談編集

  • 劇中で雛に「恋雪先パイも、あなたのお兄さんも、あなたのものじゃないでしょー。誰が話しかけようと自由じゃないの」と言い圧倒的な強さを見せ付けたアリサだが、実際のところアリサ自身に善悪の概念はなく、手を出した人間の心によって豊穣神破壊神のどちらにもなり得る存在である。そのため、劇中での成り行きを冷静に見ると、ちょっかいこそ出してはいたものの直接的な破壊行動は全くしておらず(流石に雛にジャージを掴まれた際には強引なやり方をとってはいたが)、雛との戦闘はいずれも自分から先に攻撃は仕掛けておらず、自己防衛(というよりはやむを得ず)のために戦っていたとも見て取れる。こうした面から見てみると、アリサには「1人の人間の願望によって自由を奪われた挙げ句、望まぬ破壊活動を強いられた被害者」としての側面もある……のかもしれない。
    • 尤も、雛に「そんなこと言って…絶対、なにか企んでるでしょ!」と言われて即座に恋雪の名前を出しからかいの限りを尽くしていたのも事実である以上、アリサに「顕現した以上は“自らの役割”を果たす」などの意図がなければ、雛にとっての加害者であるのも間違いないだろう。
    • とは言えそもそもの話、「善悪の概念がない人間」というのは何もアリサに限った話ではなく、過去のHoneyWorksシリーズで度々登場してきた、侵略者の尖兵などではない“純粋なモブキャラ”のほとんどに言えることである。そして、かつて『ウルトラマンオーブ』にてクレナイ・ガイ「怪獣だって、人間の前に出てきたくはないはず」怪獣を引き合いに出したように、言ってしまえば加害者側にもやむを得ない事情があり、その行動を我々第三者側が「善」と取るか「悪」と取るかという話でもある。身も蓋もない言い方をすれば、アリサを「被害者」だの「加害者」だの判別しようとする思考自体が、親友の言う「全部消えてなくなってしまえばいい」と言えるのかもしれない。

関連タグ編集

HoneyWorks 瀬戸口雛 高見沢アリサ


柴崎健・ひょんなことからこの二人とのやりとりを持っている。


TDスペシャル・理論上使えると思われる合体技。

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