戦姫つる
ばとるぷりんせすつる
『歴史大戦ゲッテンカ』に登場。
ゲッテンカワールドにおいて「瀬戸内に舞う美しき鶴」の異名を取る女武将。
作品屈指のナイスバディを誇り、小判バージョン(キャンペーン用の色違い)ではノースリーブの巫女服というなかなかナイスなイラストが見られる。
神職の家系とされる史実に沿って巫女でもあるらしく、性格はとってもまじめ。故郷の瀬戸内には強い愛着を持っており、誰もが我欲を掻き立てられるであろう「どんな願いでも叶えられる権」を与えられても「瀬戸内を守れるだけの力をください」と答える程。
一方で多感なお年頃なのか、DS版では瀬戸内に乗り込んできた覇王ノブナガ相手に一歩も引かず啖呵を切ったかと思いきや「女だてらに戦などせず、鎧を脱いで(=戦になど出ず)嫁にでも行け!」と言われるや「余計なお世話です!しかも鎧を脱げだなんて!!」と「鎧を脱ぐ=素っ裸」と勘違いして食らいつく天然ぶりも披露。
これにはノブナガも「ワレはそういう意味で言ったのではない!!」と呆れながらツッコミ返すが、男は狼なんだと言わんばかりに「お黙りなさい!スケベ王エロナガ!!」と逆上して挑発する始末。
結局ノブナガには敵わず彼の実力を思い知らされる事になるが、さすがに頭が冷えたのか「女だてらに武将の真似事とはお前も気の毒な娘よ…… 女までもが戦うこの戦国の世をワレがもうじき終わらせる」と情けをかけられ見逃された。
DS版では高めの移動速度とショートダッシュ(固有技)で優秀な機動力を持つのが売り。一方HPや攻守基本値は低いので、強引に力押しは控えつつ確実に当てていこう。なおコマンド技はキャラごとではなく武器のカテゴリごとに割り振られているため、スペックは低くともクセはない。
ちなみに鶴姫は愛媛県民なら誰もが知るという悲恋の武将だが、詳しい人物像は不明である。
後に浅井三姉妹や義姫(伊達政宗の母親)、望月千代女(いわゆるくの一。武田信玄に仕えた)、マドンナお市(ゲッテンカシールのみでゲームには登場しなかった)、挙げ句まさかの女性化を遂げた沖田総司や上杉謙信(女龍ケンシン)といった女性キャラが何名か登場したが、彼女はその先駆け。