概要
神童と井吹の不仲は長期間に渡り描かれ、井吹が神童のシュートを止めきれなかった場面(2話)からアジア地区予選の決勝戦(16話)まで続いた。
仲が解消されてからは惑星ガードンでの一連のエピソード、ED嵐・竜巻・ハリケーンでは肩を組み笑顔を見せるなど、二人の親密さが窺える。(後述)
不仲の頃(2話~16話)
井吹
アースイレブンに加入した際に交わした契約を受け取ることが出来ながらも、チームから脱退することが出来る任意の脱退試験(5話)では、大多数が試験を志願したが井吹は脱退試験を棄権している。
棄権した理由としては「神童へ俺の実力を認めさせてやる」とのこと。
加えてサッカーもイナズマジャパンもどうだっていい、ナメたマネされたままじゃ気持ちが収まらない
などとも公言しており、バスケよりも神童への執着心が窺える。
これに関しては、井吹の声優を担当している鈴木達央氏が「井吹は、バスケ選手であるよりも先にスポーツマンで、井吹が今向き合うべきはサッカーであり、神童は唯一井吹にハードルを設けてくれる人」と発言していた。(月刊アニメージュ2013年9月号より)
神童
一方の神童は、井吹だけでなくチーム全体へ不安と諦めを見せていた。
だが、徐々に力をつけ始めたチームメイトたちを前に優勝を賭けてみようと言っている。
実際に練習中の鉄角へアドバイスをして、神童が変わったと周りを驚かせていた。
しかし、井吹に関してだけは一貫して冷たくあたっていた。
井吹への評価はズブの素人、ザルキーパー、キーパーの資格はないなど。
また、試合中に自らゴール前に立ち、敵シュートを止めることを提案したのも神童だった。
井吹が必殺技ワイルドダンクでシュートを止めた際には、井吹を評価するチームに対して神童だけが「キーパーならば当然だ」と言っている。
不仲が解消されたきっかけとしては、16話にて井吹がワンマンになっていたということを井吹自身が気づけたことだった。
そこから二人のいがみ合いは無くなり、神童も井吹に対して普通に接することとなる。
不仲が解消されてから(16話~)
惑星ガードン編(28話~31話)
それぞれソウルを発動したガードン編では、特に二人の絡みが顕著であった。
具体的には
- 二人で一緒に東の種族のガードン人に保護され、同じ部屋で一夜を共に過ごす
- ソウル発動後に、試合会場へ向かう道中でのやり取り
- 試合中にシュートを決めた神童に対して、グーサインを見せる井吹
等、ゲーム版にはないオリジナルシナリオがある。
ゲーム版でもこれとは違った顕著な絡みが多数あるが、ここでは省略する。
ちなみに神童と井吹の絡みに関しては、日野晃博社長自らも二人は絡みキャラだと発言している。(月刊アニメージュ2014年1月号より)
二人の絡みは作中での配置・会話の他に、先述したEDでの配置、2月に発売されるキャラクターソングアルバムでのデュエットソング化等があげられる。