数珠丸恒次(天華百剣)
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じゅずまるつねつぐ
「天華百剣」に登場する巫剣の一人
CV:洲崎綾
イラストレーター:okiura
御華見衆の最古参にして天下五剣の一人でひときわ霊力が高いとされる。
朗らかで面倒見がよいが、いちいち相手と密着したがる癖がある。
かつては、僧侶の巫剣として修行の一環で世を渡り歩き、その後は巫剣らに戦乱の時代の終わりを告げるために全国行脚していた。
現在も全国に散った巫剣たちの行く末を案じるが故に、常に何らかの任務に就き、帝都にはほとんど戻らない。
そのため、いち早く世に蔓延る(はびこる)怪異に気づくことになる。
好きなものはぬくもり、苦手なものは早起き。
電撃文庫のノベライズ版にも登場。
主人公の兄である巫剣使い、小太郎の愛刀として活躍する。
彼女曰く鞘入れは経験済みで、主の小太郎を恋人か夫のように慕っている。
数珠丸にとって唯一無二のパートナーである小太郎だが、激戦のさなか死別してしまう。
渡航中の船内にて、宿敵阿修羅丸が一瞬のスキを突いて小太郎の胸部を貫き殺害。
目の前で愛する者を失ってしまった数珠丸は精神崩壊。
「だんな様だんな様」とわめき散らし、読者がドン引きするような記号の連打が並び、肥前忠広を拳の皮が剥けるほど殴り錆憑化する。
その後。燭台切光忠が救出にあたるが、安否がわからないまま小説は打ち切りとなった。
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