CV:大久保瑠美
『アズールレーン』に登場するキャラクター。日本海軍の秋月型駆逐艦「新月」を擬人化したもの。アズールレーンで初めて実装された秋月型であり、また艦船擬人化ゲームでの新月の登場は本作が初である。
ボイスは最初に収録したものが名前の読みを間違っていた(「しんげつ」と勘違いしていた)ため実装が延期されていたが、改めて収録を行い2018年5月のアップデートで追加。
よく見ると衣装が左前になっている(Pixivでは右前に描かれているイラストもある)が、どのような意味があるのかは不明。元ネタの艦船が就役からわずか3ヶ月で戦没した幸薄い艦だったので、死者をイメージしたのだろうか?(同様に左前の和服をまとっているキャラとしては不知火がいるが、こちらは幽霊キャラである)。
恒常入手可能なKAN-SENだが入手方法がかなり限られているのも特徴。
メイン海域9-4のボスドロップ限定という狭さであり、建造では出ない。
アズレンのドロップ設定として、海域1つに「これとこれとこれが出る」というドロップグループが設定されており、出現する艦隊それぞれに「SRまで出る」「SSRまで出る」と設定されている。
現在のところ道中でもSSRをドロップする海域は存在しないが、道中でもボスでもSRまでの海域は中盤以降に多数存在し、道中でもSRまで出る海域のSRならば、その海域限定のドロップであっても道中でも出る(確率はともかく)。
しかし新月は「道中でもSRをドロップする海域のSR」であるにもかかわらずボスでしかドロップしないようになっており、これは10-4の神通]と9-2のニコラスの3例のみの特別仕様となっている。
なおx-4海域のボスドロップと言う事でSOS商船救援のステージでもドロップするが、これ自体が1日に出撃できる回数が限られており、どこの海域から救難信号が発信されるか分からない(9章海域からの信号によるステージでなければ新月は出ない)ため、狙うには不向き。
性能
秋月型共通の特徴として『主砲砲座+1』を持つ代わりに、重桜駆逐艦にしては雷装があまり高くない。
雷装のステータス自体は重桜の中では低いというだけで駆逐艦全体では中の上くらいはあるが、殆どの駆逐艦が持つ「魚雷装填数+1」を持たない=魚雷ゲージの最大数が1であるため、1発目の魚雷装填が完了して発射の機を窺っている間に次のゲージを貯められない、最大まで溜めて2連射する事ができない、という意味では魚雷を使った戦法は不向き。
しかし駆逐艦でも珍しい『主砲砲座+1』により、性能の良い榴弾主砲を持たせてやれば、主砲によるダメージを稼ぐ事ができる。
秋月型駆逐艦は2020年5月時点で他に春月、宵月、花月が存在するが、他の3人がほぼ同じステータス・スキルのコンパチ仕様になっている所、新月だけ上記の共通点以外の部分がかなり異なる。
- 『装填指令』
20秒毎に25%の確率で発動。全艦の装填値が8秒間、5%(最大25%)アップする。同じスキルは重複しない。
- 『対空配置』
対空射撃をする時に25%の確率で発動。3秒間、対空が20%(最大40%)アップし、火力が40%(最低20%)ダウンする。
駆逐艦でありながら主砲を存分に活かせるステータス、弱いとは言え重巡などのオマケ魚雷よりは遥かに威力のある駆逐艦魚雷、味方の陣営などを選ばない万能バフの装填指令、「防空駆逐艦」ゆえに一部の改造済み駆逐艦の次につける(駆逐艦としては)高水準の対空をさらにスキルで上積みする対空能力など、レベルが低いうちはただの器用貧乏になりがちだが、レベルが完成してステータスが高くまとまってくると、クリーブランドなどのような「何やらせても高水準にこなしてくれるグッドスタッフ」へと成長してくれる。