概要
赤坊主氏の艦これ二次創作シリーズに登場する、暁型四姉妹の長女。
暁といえば、大体の提督の皆様方は「一人前のレディ(笑)」を連想すると思われる。
ところが、このシリーズの暁さんは無理に背伸びをせず、己のあるがままを受け入れ、
一癖も二癖もある妹達を見事なまでに手玉に取るという、正に『淑女』なのである。
伝説の始まりである初出はこちら。
性格
極めて冷静沈着であり、達観した性格から見た目からは想像もつかないほどに大人びている。
数少ない情報から状況を正確に判断し、最良の選択肢を導き出すという「レディー眼」の持ち主。
あまりに有能すぎるせいか、彼女の所属する鎮守府では、秘書艦は暁さんの独占状態にあるらしい。
怒ると笑顔になり、手に持った錨を軽々と振り回して容赦ない鉄槌を下す。
これだけを見るとただの暴力魔に見えるが、実の所は相手のことを思って加減した結果であり
本気にさせると憲兵に連行させるなど、更に容赦のない大人の対応を見せてくる。
その恐ろしさから、本人の意思に関係なく鎮守府のヒエラルキーの頂点に立っている。
上記のように過激な一面も見受けられるが、基本的には提督LOVEであり、妹達のことも
「可愛い自慢の妹達」と言い、どんなに暴れられても決して見捨てない包容力の持ち主でもある。
また、現状では恋敵となっている木曾にも塩を送ったりする寛大さも持ち合わせている。
(当の木曾からは「あの娘怖い! 本当に怖い!」と恐れられてしまっている)
彼女のそんな達観した生き様から、次第に「暁さん」、「暁の姐さん」と呼ばれるようになった。
「一人前」、「真」などという表現が不要であるほどに、暁さんは『淑女』なのである。
ちなみに、メイン画像にもあるようによくティーカップを片手に持っているが、中身はホットミルクである。
紅茶の類は「子供がカフェインを取るのはよくない」という達観した理由から飲まないらしい。
しかし、提督用の茶を出す為に杉下右京式紅茶術は会得している。
淑女金言録
「どんな背伸びをしたって、所詮私は子供だもの」
淑女たるもの、無理に着飾ることなくあるがままを受け入れなければならない。
提督「子供っぽいよな、そういう所は」
暁さん「そうね。一緒に居たい言い訳としては、少し子供っぽいかしら…」
淑女たるもの、歳相応の魅力があることを忘れてはならない。
「錨さばきはレディーとして当然の嗜みよ」
淑女たるもの、戦場に必要不可欠な武術ならば嗜まなければならない。
「大人になるのは今があっての事。だから今は今を大切に生きる。それだけでいいのよ」
淑女たるもの、「今」という有限の時間を無為に生きてはならない。
提督「元気な妹がいると大変だな」
暁さん「そんなことはないわ。可愛い自慢の妹達だもの」
淑女たるもの、家族には愛を持って接していかなければならない。
提督「やっぱお袋みたいだな」
暁さん「あら? 可愛いワッペン付けて欲しいのかしら?」
淑女たるもの、冗談には冗談で返す心の余裕を持たねばならない。
提督「木曾は男から見てもカッコいいんだよな」
暁さん「そうかしら。私は可愛い人だと思うけど」
淑女たるもの、共に戦う仲間の事は正確に把握していなければならない。
「直球で伝えないと伝わらないわよ」
提督が雷に付けさせられた大袈裟な包帯ギプスに書かれた、木曾への達筆な応援メッセージ。
淑女たるもの、恋敵であろうと無碍に扱わずに塩を送るくらいの心の余裕を持たねばならない。
また、情報を正確に伝える為の文字の書き方を嗜むことを怠ってはならない。