書初め

かきぞめ

年明けに、初めて毛筆で書や絵を書く・描く行事。

概要

通常は1月2日に行われる。

吉書(きっしょ)、試筆(しひつ)、初硯(はつすずり)などとも呼ぶ。

かつて若水で墨を摺り、恵方に向かって詩歌を書く習慣があった。詩歌は「長生殿裏春秋富、不老門前日月遅」という漢詩がよく用いられた。もともとは宮中で行われていた儀式だったが、江戸時代以降は庶民にも広まった。

書き初めで書いたものは左義長で燃やし、その炎が高く上がると字が上達すると言われている。

毎年1月5日には、東京都千代田区にある日本武道館にて(主催者も財団法人・日本武道館)書道事業の行事として、「全日本書初め大会」が約4,000人を集めて催される。このイベントは全国的に各種メディアで放映され、新年の風物詩のひとつになっている。

関連イラスト

pixivにおいては、高度な技術を駆使した作品・作者の熱意をぶつけたもの・イラストの演出や背景・あるいはネタなど、様々に展開されている。

表記揺れ

書き初め　かき初め　かきぞめ

描き初め　描初め

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