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月島雫

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つきしましずく

月島雫とは、漫画及び劇場アニメ『耳をすませば』の登場人物。本作のヒロインである。

概要

ファンタジー小説が好きな14歳の中学3年生(原作である漫画版では中学1年生)。

声優は本名陽子

図書館に勤めている父と、社会人大学生(原作では専業主婦)の母、姉がいる。

※姉は 原作では高校生だが、映画版では大学生の設定になっている。

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  • 自転車の背中へ

    『耳すま』EDロール中、自転車に乗って朝焼けのまちをゆく聖司と雫です。二人乗り=あまずっぱい妄想。これテストにでます。
  • 天使の部屋で待ち合わせ

    『耳すま』ED後、聖司と雫の中学生らしい恋愛エピソード。この二人は少女漫画のような甘酸っぱさが堂々と似合いますね。
  • 歩き出した夏

    劇場版、本編前。 少年の物語。 恋と仕事の、始まり。 まなざしの共有を願う。 *** 【後記】  『耳すま』本編の主体は雫なので、作中では当然の如く、彼女の気持ちの変化が中心に描かれています。  反面、恋の相手という重要人物ながら、聖司の側の感情の由来や心の動きが明瞭には出てこないために、一部の人の理解や共感を困難にしていることも事実です。  そもそも、雫と接触した時点で既に、将来への内的葛藤の初段階も、彼女への気持ちの整理も、ある程度は過ぎていると見受けられるんですよね。  だからこそ、創作の余地もある。  そこで、本編の裏付けとしての《少年の物語》を見たいと思ったのが、今回の創作の動機。  すなわち、彼はいつ、どうやって恋をしたのか、ですな。  かつて、あちこちのサイトで検証が為されましたが、そこで見られるような、「一目惚れして、彼女に気づいてもらうために、図書カードに名前を書いた」説には、ちょっと疑問なんですね。  それだと、雫が読んでしまった後の本を、借りる必要はなくなる。  でも実際には、市立図書館で確認したカードの中に、後から彼の名前が書かれたものもあります。  それに、あれだけ自分の人生を厳しく見据えて努力しているしっかりした男の子が、外見だけで簡単に女に惚れたり、遠回しに追っ掛けたりするかなあと不思議だった。  ならば、雫のどういった面に最初に関心を引かれたのかと考えた結果が、《文章》でした。  本編の設定を追及すると、雫に対して、《文章を書くのが巧い女の子》という認識が、ある程度周囲に広まっていると読むことが可能です。  所属していないコーラス部のために訳詞を依頼されたり、それを後輩たちが喜んでいたり。  一時期成績が落ちた時も、国語だけはズバ抜けて高得点だったし、夕子に“雫だって才能あるじゃない”と言わしめている。  それが詞一つのみを根拠にするのはちょっと無理があるし、物語を書くと言い出した時も、決して突拍子もない思い付きだと見なされたわけじゃない。(時期が悪いだけで)  聖司が告げた“詩の才能あるよ”の一言も、その場の思い付きというより、以前から伝えたかった台詞のように聞こえました。  なので、諸々を考慮し、《読書好きで文才ある少女》という周りの認識も成り立つかなと。  ここでの聖司くんは、彼女の文才と観点に触れて興味を持ち始め、“こういう文章を書くのはどんな子か”と思い巡らす。  名前を覚えてもらうためではなく、(従来自分も好きだった)ジャンルを共有したくて、若干の競争意識もあり、読書量を増やすのですね。  地球屋のベランダから見渡す光景を、“この瞬間が一番綺麗に見えるんだよ”と教えた彼は、文章から読み取った彼女の感性の中に、共鳴できるものを無意識に見抜いていたのではないかしら。  この話の当人は自覚薄ですが、彼の恋の初歩は、書いていて楽しかったです。  また、もう一つの道程=ヴァイオリン作りへの最初の挑戦と失敗の過程は重要な箇所なので、かなり感情移入しながら書いていました。  彼は決して、苦労知らずの無謀なお坊ちゃんではない。  地道で丹念な作業に腰を据えて取り組める根気と、一生の職業として選択し続けるだけの強い志の持ち主だろうと思う。  西老人の台詞から想像して、雫同様、初回は惨憺たる結果だったはず。  それでも、そこに踏ん張って、前を向いて踏み出し歩いていける人が、本物なのでしょう。  尚、表題は、堂■剛ソロアルバム「ROSSO E AZZURRO」の同名曲より拝借しました。  [改訂:2015.10.14.]  [初出:2003.04.28.]
  • Kus

    ウイーンの辻音楽師

     劇場版、未来図。  本編から十数年後。  結婚してから暫く経った、20代後半くらいを想定しています。  相変わらず、聖司はツンデレで、雫はストレート。  以前も、聖司の手について書いた場面があったので、手に接吻するカップルなら、この二人だろうなと。  雫ちゃんは他意なく(?)キスしていますが、向こうは吃驚して盛大に照れますので、結果的にちょっとした意趣返しにもなるのかな。  彼女は、聖司の職人仕事をとても尊敬し、尊重していると思うのです。  作中の曲は、クライスラー「美しきロスマリン」。  美しい花を咲かせる草の名称であり、ウィーンでは愛らしい女性の愛称に用いられているのだとか。(←きっと聖司はそんなこと説明したりしないだろうけれど)  気軽に聴けるヴァイオリン小品で、おしゃまで元気な女の子が飛び跳ねているような、明るいリズムと美しいメロディが、聖司がいだく雫のイメージということで。  表題は、フランツ・グリルパルツァーの作品「Der arme Spielmann」(1848)より拝借。  ヴァイオリンは下手でも、気品と教養を備えた不思議な老音楽師の物語です。  ラストの台詞は、イタリアのパオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟監督の映画『グッドモーニング・バビロン』の一節。  [初出:2012.04.11.]
  • 照らす光

    照らす光 [下]

    最終巻です。長々と読んでいただき、ありがとうございました。 筆者はイタリアに行ったことがありません。イタリア語もまったくできません。 出版社に勤めたこともありません。とにかくインターネットでできる範囲で調べました。 実際にイタリア(クレモナ)に行った方やイタリア語が堪能な方、出版社にお勤めの方、おかしい箇所があるかもしれませんが、笑って見逃していただけたらと思います。 照らす光[上]→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6620498 照らす光[中]→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6621101
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  • 君とこの夜

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    前編https://touch.pixiv.net/novel/show.php?id=8173651の続きです。これで物語は完結となります。 物語は急展開を迎えます・・・(笑) キャラはブレないように頑張っているつもりです。 皆さんはどのくらい台詞や場面に気づいたでしょうか?前編の最後では、魔女の宅急便のとあるシーンがありましたね〜。 読んでくださった方、ありがとうございます!是非感想を教えてください。アンケートを設置しておきます。何でも許せる方向けです。
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    はじめまして、睦月です。 大好きなシブリ作品の耳をすませばの聖司くん視点で雫ちゃんとの出逢いまでを書いてみました。 完全に作者の創作なので原作には一切関係ございません。 ご了承いただけましたらぜひお進み下さい。
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    『耳すま』うさぎ年に書いたED後の聖雫のイチャイチャ話。あえて一番上の手近なおみくじを引いたら……。
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  • 大人になった二人の話

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  • うさぎのきもち

    うさぎのきもち 【2´】

    『耳すま』うさぎ年に書いたED後の聖雫のイチャイチャ話。もしも無難に少し奥のおみくじを引いていたら……。
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    照らす光 [中]

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