概要
夜叉と共に突如帝都に現れた上級降魔(人型の魔物)。
傲慢かつ高飛車で、人間を恐怖による絶望に陥れることを喜びとする。
幻術を得意としていて敵対者を確実に仕留めていく。
当初は新生帝国華撃団花組を見下していたが、その歪んだ言動に怒りを覚えたクラリッサ・スノーフレイクの活躍で敗れたことで敵視するようになる。
二度目の戦いでは神山誠十郎と望月あざみ以外の花組を追い詰めるが、駆け付けたあざみによって幻術を見破られてしまい劣勢に立たされる。
そこで優しい言葉で彼女を勧誘しようとしたが一蹴され、二度目の敗北で死の恐怖におびえながら消え去っていった。
その後ミカサ記念公園に展開した魔幻空間の内部でまたも帝国華撃団の前に登場。
アナスタシア・パルマを「裏切り者」と罵るも、紆余曲折を経て絆や結束を強固なものにしていた彼女達にはかなわず撃破される。
大ダメージを負いながらも命からがら脱出し逃亡していたところ、路地裏で自身の味方であるはずのある人物と遭遇する。
それまでの傲慢な態度とは打って変わってなりふり構わず「仲間じゃねえか!」と助けを求める。
しかしその人物には「貴様を仲間と思ったことなど、一度もない」と冷たく吐き捨てられ、必死に命乞いするもあっさり斬り殺されるという哀れで惨めな最期を迎えた。
搭乗機体・荒吐
朧が操縦する常に宙を舞う飛行タイプの傀儡機兵。
巨大な手の形をしたスカート状の装甲が特徴で、遠隔操作式の小型兵器から繰り出す多彩な攻撃や「幻術」を用いた攻撃で花組を苦しめる。