概要
M-1グランプリ2017で審査員を務めた上沼恵美子が唯一最低得点を叩き出したマヂカルラブリーに対する容赦無いセリフの代名詞である。
数多くの芸人のネタを審査した上沼が彼等のネタ対して唯一83点という過去最低点の評価を付け、彼女の機嫌まで損ねてしまう。
このあまりにもショッキングな結果に彼等は勿論、MCの今田も困惑し、何とかフォローするも上沼本人は「ゴメン、何も聞かないで」とあっさりと返されてしまい、更に野田がこっちも本気でやっていると弁解すれば上記の様にとんでもない剣幕で言い返される始末で、挙げ句の果てには「好みじゃ無い」、「よく決勝に残れたな」等言いたい放題に扱き下ろされてしまい 結局最下位に終わるという決勝初進出の彼らにとっては散々な門出となった。
この年はカミナリにもどつきツッコミに対して説教しており、それ以降M-1の芸人の誰かが上沼に怒られるという「上沼怒られ枠」などという言葉まで生まれた。
それから…
この一件以降、マヂカルラブリーと上沼とは何かしらの縁が出来たのか、翌年と翌々年は準決勝止まりになるものの、敗者復活戦では必ず野田が「えみちゃん待っててねー!」といつか必ず決勝進出するのを毎回宣言していた。
そして、3年後の2020年に野田がR-1ぐらんぷりで優勝すれば「えみちゃん、ありがとうーー!!」とまでにネタにし、同年のM-1では再び決勝進出を果たし、第二位の成績を残して最終決戦まで進出した。因みに上沼自身は前回より11点高い94点という高評価を付けており、前よりさらに面白くなっていたと評価していた。
…にもかかわらず、前回の一件については完全に忘れていた。
最終的に見事優勝を果たした際に上沼からは「ゴメンね、3年前は」と謝罪しており、その言葉を間に受けた野田は番組最後の一言で「えみちゃん、やめないでーー!!」と引退しないでこれからも頑張って欲しいとエールを送った。
かくして3年間にわたる上沼恵美子とマヂカルラブリーとの確執は無事に終わった。