概要
本羽ゆかりとは『炎の闘球児 ドッジ弾平』の登場人物。
球川小学校に通う女子小学生で、女子バスケット部のキャプテン。
球川小の女子バスケ部は毎年全国大会優勝のエリートクラブであり、男子に引けを取らない身体能力を持つ。
女子に迷惑をかけて揉め事を起こしていた一撃弾平との仲裁に現れ、持ち前のフットワークで弾平からボールを奪い取って翻弄した。
それでも懲りずに迷惑をかけ続ける弾平に女子バスケ部の怒りが爆発。
一丸となって弾平に挑みかかって大切な「父ちゃんのボール」を奪い取り、必死にボールを取り返そうとする弾平をバスケットのボール回しでいたぶった。
ゆかりはボールを返すそぶりをみせつつドッジボールでの勝負を仄めかす。
弾平は受け止めるつもりで身構えていたが、ゆかりの跳躍力を活かした高所からの「ダンクショット」には、陸王冬馬との激闘を経て地区大会優勝を決めた弾平の実力を以ってしても受け止められず、弾平は得意なドッジで女子に完敗してしまう。
「弾平がドッジで女に負けた」という話は早くも校内に広まり、弾平は調子付いた女子バスケ部員にからかわれ、藤堂みさとにかばわれてしまう。
悔しがりながら下校しようとした弾平は、体育館に一人で足に重りを付けてダンクシュートの練習をするゆかりの姿を目にする。
奮起した弾平は巨大な岩石をダンクショットに見立てた猛特訓を開始した。
数日後、正式に闘球部として女子バスケ部にドッジボールの試合を申し込む。
ルールは7体7の時間無制限。
持ち前の跳躍力でジャンプボールを奪って華麗なパス回しを見せる女子バスケ部だが、ドッジボールのシュートをキャッチする技術がなく、シュートの体制に入った弾平を恐れて怯んでしまう。
弾平は思わず外野にパスしてしまい、結果的に活躍の少なかった木下つよしが珍しく先制ヒットをもぎ取った。
その後もチャンスを無駄にした弾平は、女子に攻撃するのをためらっているのがバレてしまう。
それを知ったゆかりは憤慨、怒りのままボールを投げつけるが、みさとが身を挺してカバーした。
覚悟を決めた弾平は女子バスケ部のコンビネーション攻撃を見破り、ダブルヒットで反撃する。
闘球部とバスケ部の試合を知った生徒達が体育館に集まる中、両チームの激闘は続き、内野に残ったのは弾平とゆかりだけになっていた。
ゆかりは奥の手の「ダンクショット」を繰り出し、受け止めた弾平は体育館の壁まで吹き飛ばされラインオーバーで相手ボールになってしまう。
何度受け止めても吹き飛ばされ攻撃に移れない弾平は、ダンクショットに合わせて自らも跳躍、空中でダンクショットを受け止め、そのまま空中で投げ返した。
落下中だったゆかりは空中で体制を変えて避けるが、無茶な体制で着地したせいでケガをしてしまう。
動けなくなったゆかりは負けを認めヒットを当てるように言い渡すが、弾平はケガが治るまで一時休戦と称して試合を放棄。
弾平なりの気遣いと受け取った女子バスケ部は弾平を見直し、以降いざこざは起きていない。
アニメには登場していないがファミコンで発売された『炎の闘球児 ドッジ弾平2』にて女子バスケ部全員が登場。
原作では不明だった他の部員の名前も設定されている。
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ドッジ弾子:弾平の娘が主人公の続編。コロコロコミック公式ツイッターにて女子バスケ部登場回を「弾子のプロトタイプか!?」と煽りつつ紹介していた。