概要
李 麗仙(り れいせん、イ・ヨソン、朝鮮語: 이여선)。両親は在日韓国人2世だが、日本語しか話さなかったという。夫は唐十郎、大鶴義丹は実息。
生まれた時の名前は李初子(朝: 이초자 イ・チョジャ)。日本名は星山初子(ほしやま はつこ)。
舞台での活動が主軸で、その個性的な演技で「アングラの女王」の異名を取る。
舞台芸術学院在学中に劇作家・演出家・俳優の唐十郎と知り合う。
1963年に舞台芸術学院を中退、唐が設立した状況劇場に参加。星山初子の名でデビューしたが数年後には李礼仙(朝: 이예선 イ・イェソン)と名乗り、同劇団の看板女優として活躍する。
1967年に25歳で唐と結婚し、翌年に長男の義丹を出産。
1987年2月に芸名を李麗仙に改名。翌1988年4月、唐十郎と離婚。
NHK大河ドラマ『黄金の日日』に出演したほか、『3年B組金八先生』では金八と対立しながらも手腕を認める石川千春教頭役を熱演。
2021年6月22日、肺炎のため、東京都内の病院で死去。79歳没。