概要
危ない人。
楪いのりと似た容姿の少女。
桜満集は彼女と、浜辺に流れ着いた少年トリトン(命名:真名、後の恙神涯)と幼少期を共に過ごしていたが、後の事件によりこの記憶を自ら封じていた。
アポカリプスウィルスの最初の感染者であり、このウィルスによる未曾有の大災害「ロスト・クリスマス」事件の原因となった。
ウィルスの影響で精神が変容し、桜満集に対して、実の弟に向けるには危なすぎるヤンデレな感情を向けていた。
一方、彼女に想いを寄せていたトリトンに対しては自分の事を「大人の目で見た」と気持ち悪がっていたが、端から見れば彼女こそ集を大人の目で見てるようにしか見えない。
クリスマスにトリトンを教会に呼び出し、「トリトンは私のナイトなんでしょ?」等と唆して細工をした拳銃を渡し、撃たせて暴発させた。
負傷させた涯を集に見られ、結晶化しつつも構わず集に迫ってみたところ拒絶され、精神の均衡を失い、ヴォイドの力を暴走させロスト・クリスマスを引き起こしてしまう。
本人もヴォイドに侵食されていることを感付いており、暴走の最中に集と涯に助けを求めていた。