無頼の浪人。一刀流の使い手で、蘭学医をつけ狙う。
万二郎の父の仇。後に真忠組の首魁となり、軍を率いた万二郎と再び対決する。
お綾という妹がいる。
なお、実在の人物で、文政9年に生まれ、文久3年上総(千葉県)山辺郡小関村で真忠組を組織。 鎖港攘夷をとなえ,「救国救民」のスローガンのもとに貧民救済,借金裁判などの世直し運動を展開し、現地の住民から称賛される。しかし、真忠組から搾取されていた地元の富裕層らが奉行所へ訴え出たことで、真忠組の政治体制は崩壊することとなった。
文久4年1月17日幕府の命をうけた福島藩兵らに襲撃され戦死した。