概要
中学生の時からお互いに一途に想い続けているが、お互いにそんな都合がいいことがあるわけがないと思っている。(つまり相思相愛の両片思い・・・・書いててじれったい)
挨拶を交わすことさえも楽しみであり、一緒にいられるだけで幸せそうである。
傍からみると、お互いに両思いなのがまるわかりなのだが、お互いに恋愛に対し奥手なため、なかなか関係が進まない。宮本るり曰く、「さっさとくっつけよ鬱陶しい!!」
千棘の編入により、2人の関係は複雑になってしまう。
ちなみに、小咲の母親には公認同然である。
一時期は、楽の間違った噂を聞いた小咲の妹・春に妨害されることもあった。
後に、楽に対する誤解が解けた春は、今はむしろ、2人がくっつくように行動している・・・のだが、小咲は「楽と春の仲が良くない」と思っているので、せっかくのチャンスを春に譲ってしまい、春の奮闘虚しく、なかなか2人の仲は進展しない。
しかし、全く進展していないわけでもなく、2人にしかない信頼関係などを築き上げている。
相性もぴったりで、時々、一緒に料理することもある。(小咲は飾り切りや形を整えるのがメイン)
お互いが、小野寺小咲は一条楽だから、一条楽は小野寺小咲だから頑張れる。持ちつ持たれつの関係。たびたび2人っきりの世界をつくっているのだが、あくまで本人たちに自覚は無い。
2人でいると互いに幸せで、こんなに幸せでいいのかと思ってしまう。
「この時間が永遠に続けばいいのにーーーー・・・」とお互いに思ってしまうほど、お互いに一緒にいる時間を大切にしている。
魅力
くっつきそうでくっつかない、もどかしくも甘酸っぱい・・・そんな2人の微笑ましい光景は、この作品の見所の1つである。
「なぜそこまでいって気づかない!!」と読者が叫んでしまうくらいのじれったさも感じる。
それもまた魅力である。