概要
シディを育てたゴブリン一家の父親。シディは末子として扱っている。185cmのシディよりも1頭身高く上半身のあちこちに傷のついた筋骨隆々な体をしている。
キャラクター像
実子達同様シディの事を強く信頼しており、シディがトッププレデターを追うのを迷った際、「家族は(実母・義母も含め)いつでも胸の内に共にあるから心配は要らない」「広い世界を知るといい」と彼が旅立つのを後押しした。
ちなみに一家の母は3年前の人間による自動車事故で亡くなっている(それでも人間を敵視するような言動が見られないのはシディの家族らしいと言えるだろう)。
ゴブリンだが実は……
最弱ともされるゴブリンではあるが、その体型通りかつては神殺しとまで称される力を持っていた。現在では全盛期より弱体化しているらしいが、その力で人間体のアヌビスに勝てないとまで言わせ、真の姿をしたアヌビスに重い一撃を与えた。なお、ヒサメいわく「今まで戦ってきた誰よりも強い」ということから正規品などの混血児よりも強いと思われる。
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ネタバレ注意
本来、ゴブリンの寿命は30年ほどであるが、彼だけは突然変異によりそれ以上生き延びており、神と呼ばれるような怪物をも倒せるほど強かった。とはいえ肉体の限界自体はやはり迎えていたようで、それプラス妻と交わした約束により、シディを庇ってアヌビスに腕を吹き飛ばされ殺害された。
この先更なるネタバレ
・・・・・・・・・・・・・・・・と思われたが、片腕を失いながらもゴブリンの治療によって生き延び、覚醒したヒサメとシディのバトルをサポートした。