水鳥亜鳥
みずとりあとり
人好きのする笑顔を浮かべた柔和な顔、均整の取れたプロポーションで、
アフロディテのモデルともなったとされる(優谷優談)美人。
一般的な評価としても美人ではあるようで、涼風涼は罰ゲームでふざけた格好に着せ替えたはいいものの顔がいいためにイジれず言葉に詰まっている。
本作のヒロインで常に暴走気味な優を更に振り回す自由人。
才色兼備だが絵は奇々怪々、機能美や直感を優先するため服選びも独特。
人懐こく、挙動不審な優とも(一方的に)すぐ打ち解けるほど人との距離を埋めることが上手な人誑し。
崇拝レベルで人に慕われており、神仏扱いしてくる狂信者も優をはじめそこそこいる。
本人曰く女の子には好かれたことしかないとのこと。
ただし一定度距離が縮まるとフリーダムな発想と旺盛な行動力で振り回し始めるためか畏れ多いのか、深い人間関係が描かれることは少ない。
風紀委員長ではあるが一度目の校則違反は見逃すなど柔軟、というより行事等ではサボったりサボりに人に巻き込んだりと自由人な気質を覗かせる。
普段の業務はそこそこ真面目にやっているのか、朝の校門では(優の思惑通り)校則違反が疑われる優に声をかけた。
前述の委員会活動をきっかけに優と親しくなり可愛がっている。
ただし色んな意味でお近づきになりたい優の思惑とは異なりペット感覚で、実際に犬耳や首輪をプレゼントしようとしたこともある。
とはいえどんな扱いであろうが遠慮のないスキンシップや無意識の上目遣いなどで優をコヒュらせることには代わりがない。
涼のことは当初優の保護者(いわく二人は”おやこ”)と認識していたが、優へのプレゼントを相談する形で言葉を交わすようになる。
連絡先を交換してからは頻繁に連絡を取っている様子で、呼び出しや不意の遭遇からそのまま遊びに行く等交流を重ねている。
涼からは純粋にうざい、優のこと取られる、との理由から雑に扱われているがその扱いが琴線に触れるようで逆にグイグイいく始末。その想いの一端は短編や水族館デート回で語られることになる。
亜鳥はピンと来ていないが、涼と亜鳥のじゃれ合いを目撃した優が多様なヤキモチ焼きを見せる様は完全に三角関係。なお3人の因縁自体は優たちが中学3年生の頃に始まっている。
なお親友は亜鳥が本命かつ亜鳥に寄ってくる女を食うための釣り餌or撒き餌扱い、自分を頻繁に覗き盗撮を仕掛けてくる妹、そして水花と波長の合い始めた優と、度量が大きいのか危機感が足りないのか親しくしている人間には危険人物が多い。