「おれは……いまの人生をかえたい! デジタルワールドで勝ちたいんだ!」
結局、なにも持っていない人間が、まともに生きるには夢なり目標がいる。それが許される“自由”の宿り木に居場所がほしい。もう生きることに追われたくはない。明日が見えない人生には戻りたくない。
概要
生活のためにフリーランスのしがないクラッカー稼業をしている19歳の青年。
ルガモンとの出会いがその後の彼の生き方を大きく変えることとなる。
ハンドルネームとして自分でつけた「Fang(ファング)」を名乗る。
ルガモンの他に、出会う前から愛用していた3体のティラノモンも使役する。
余談
公式設定資料のルガモン、ルガルモンとのサイズ比によると1750mmよりほんの少し低めの設定なので、靴の底の厚さを除いて身長170〜173cmの間くらいと思われる。
エピローグの居酒屋のシーンからわかるように、好物は鶏皮。一方で、とろろとかオクラとか納豆とか「ぬめっとしたやつ」が生理的にムリ。そのぬめっとしたやつを愛してやまない人物からは「出会ってからいろいろケチがつきまくり。なんとか大師で厄払いをしたいくらいの疫病神」という印象をもたれていたが、後に「ワンコみたいなかわいい顔」と評されている。
幼少期に飼っていた犬は散歩の時、好き勝手にぐいぐい行っちゃうタイプで注射嫌い。両親には懐いていたが、エイジにだけは撫でようとすると不機嫌になったり、肉球を触らせようとはしなかった。ルガモン曰く、「たぶん、おまえのことを飼い主だと思っていなかった。ナメられてたんだ」。
その犬の最期は寿命であると同時に癌だった。ずっと苦しそうで、何も食べられずうずくまっていた最期の様子に、特に犬を可愛がっていた母親が大泣きした事がエイジにはショックな記憶として残っている。
ひとりぐらしの3畳ロフト付ワンルームアパートは、せますぎてトイレに座ると膝がつかえてドアが閉まらない、壁は薄くてとなりでイチャついてる声が筒抜け。
都会育ちで、祖父母はみな東京近郊で暮らしていた。
ふだん東京メトロを利用し、小さいころ「北関東にある、どでかい大仏」のなかに入った経験アリ。
クラッカーに興味をもったのは高校在学中、ちょっとワルい先輩にそそのかされてクラッカーごっこでこづかい稼ぎをすることをおぼえた……のがキッカケ。しかし高校の卒業式には出ず、卒業後は友達と連絡をとっていない。
2025年2月14日からウェブノベル“DIGIMON SEEKERS”同様、エイジとルガモンを主人公とした続編漫画“DIGIMON SEEKERS -ウォールスラムの悪夢-”の連載がデジモンウェブ上でスタートした。