概要
2023年現在までに五代を数える伝統ある物真似師の名跡。
二代目を除く4人は、岡田家の一族であり、三代目と四代目はテレビで人気者になった。
2016年に四代目が死去してからは空き名跡となっていたが、2023年に四代目の長男である二代目江戸家小猫が五代目江戸家猫八を襲名することが決まった。
初代
1868年(慶応4年)~1932年(昭和7年)。本名は岡田信吉。
二代目
1911年(明治44年)~1986年(昭和61年)。本名は長谷川栄太郎。
後の木下華声。
三代目
1921年(大正10年)~2001年(平成13年)。本名は岡田六郎で初代の六男。
NHK「お笑い三人組」の一人。
四代目
1949年(昭和24年)~2016年(平成28年)。本名は岡田八郎で三代目の長男。
1968年に父の三代目に入門し、江戸家小猫(えどやこねこ)を名乗る。
小猫時代には、「ゲーム王国」の司会者として知られた。初期の「オールスター感謝祭」でも終盤になると動物の鳴き声を聴かせた後「これは本物か江戸家小猫のものまねか」の二択問題が出されるのも定番だった。
還暦を迎えた2009年に四代目猫八を襲名するが、そのわずか7年後の2016年に胃癌のため66歳の若さで死去した。
五代目
1977年(昭和52年)~。
本名は岡田真一郎。四代目の長男、三代目の孫、初代の曾孫。
2009年に父の四代目に入門し、2011年に父の初名である二代目江戸家小猫を襲名。
2023年3月より、五代目江戸家猫八を襲名する。
関連動画
三代目のものまね芸
ゲーム王国(当時は「小猫」)