CV:山崎みちる(TVアニメ化前ドラマCD)
演者:佐藤健(ドラマ)
人物像
『プリンセス・プリンセス』の主人公。
私立藤森学園に時期外れに転入生してきた。クラスは1-D。
その美貌により転入早々、『姫』に選ばれる。
四方谷とはクラスメートで寮のルームメイト。
幼い頃に両親を亡くし叔父の家に引き取られたため、性格はクールかつ非常に現実的で優等生。
そのため、姫の特典(1ヶ月30枚の食券配給、学内での生活備品が全て無償支給、学内で販売される写真の肖像権使用料の一部が本人に還元)に釣られて引き受ける。その姫の活動も『仕事』と割り切り、すぐに慣れてしまう。
好みの女性のタイプは癒し系。名前は福井県の河野村(現・南越前町)に由来。
時期外れに転入してきた理由
引き取られた家に迷惑を掛けまいと『文武両道(で容姿端麗)の優等生』として振る舞ったために、義兄妹として育ったさやかの目には『理想の王子様』として映ってしまい、執拗な求愛を受ける。
さやかから逃れるために寮生活の出来る藤森学園を受験・入学しようとしたのだが、それを知ったさやかが親に泣きつき、阻止されてしまう。
最終的には、好意が行き過ぎたがために刃傷沙汰にまで発展したことで謹慎処分を受けたさやかと距離を置くべきだと判断した叔父により、藤森学園への編入が許され、『他校への入学を経て転入』という遠回りな道を通らざるを得なかったのである。
余談
アニメ版
TVアニメ化で本役を演じた福山潤はアニメ化より2年前の2004年に発売されたドラマCD版では亨を『姫』候補に決定した藤森学園寮長・辻功役で出演していた。
実写ドラマ版
実写ドラマ版『プリンセス・プリンセスD』では豊実琴に主人公が変更されたため、準主人公に変更。本作が佐藤健のデビュー作であり、本役がデビュー役で女装する役である。
EDを豊実琴役の鎌苅健太と四方谷裕史郎役の藤田玲と歌っており、キャラクター名義でCDも発売している。
この後に、彼の出世作であり代表作となる『仮面ライダー電王』の主人公・野上良太郎役に抜擢された。イマジンの声を担当した声優とのデュエット『Double-Action』の前に既に歌唱していたのだ。
関連イラスト
通常と女装
ドラマ版