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概要編集

CV:川島得愛


東京都世田谷区三軒茶屋出身。実家は豆腐屋を経営しており、父・母・兄・姉・妹・祖母の7人家族。

お調子者でやや気性が激しい一方、人懐っこく物怖じしない他人を惹きつける性格をしている。

身長165cm、体重は50kg台前半。誕生日は7月25日。都立上馬高校出身。

趣味はオートバイで、ホンダ製のバイクを好んでいる。

高校まで野球に打ち込んでいたが、3年生の夏の甲子園東東京予選で、小柄な体格のためスクイズを失敗し敗戦。そのショックに打ちのめされていたところに、野球部顧問の担任とOGの萩原麻琴によって競艇の才能を見出され、競艇場での体験試乗を機に競艇選手となることを決意する。

本栖研修所の入所試験に合格し、高校卒業と同時に第82期生として入所。学科・整備に難があり、実技でも『転覆王(ドボンキング)』と揶揄されるほど転覆を繰り返していたためD班に配属されたが、持ち前の度胸と集中力・動体視力を生かした旋回スピードとスタートで目覚しく実力をつけ、卒業時には卒業記念レースで優勝するまでに成長した。

卒業後は東京支部に所属し、平和島競艇場をホームプールにして選手生活を開始。弟子を取らない主義だった古池勘一を説得し弟子入りして頭角を現し、デビューからわずか3年4か月で全日本選手権競走(ダービー)を制覇、若手のエースとして注目されるようになる。

ダービーを制覇した直後、落水事故で左手を切断しかかるほどの重傷を負うも、懸命のリハビリで半年後に復帰、ダービーを連覇し再びトップ選手として脚光を浴びる。

競走スタイルは、飛び抜けたスタート勘と持ち前のターンスピードを生かしたマクリ屋である。特にターンに関してはモンキーターンを使いこなすのみならず、モンキーターンより更に鋭角に旋回する「Vモンキー」を編み出すなど、艇界トップクラスの技量を誇っている。

その反面エンジン整備やプロペラ製作・調整は不得意だったが、古池や和久井の指導で少しずつ腕を伸ばしていった。新鋭リーグ戦優勝戦での意図的なラフプレーを古池に厳しく叱責されて以来、自分や他の選手を危険に晒すような無理なレースは行わないよう心掛けている。

人懐っこく義理堅い素直な性格で、ファンからも他の競艇選手からも好かれている。

弟子を取らなかった古池に弟子入りし、一匹狼だった和久井をグループに引き入れたのみならず、最終的には江上グループまで合流させた。

しかし、そのような誰にでも分け隔てなく接する性格のため、澄と青島に二股をかけてしまったこともある。

洞口雄大とは研修所時代から自他共に認めるライバル関係で、互いに実力も認め合っているが、性格的に反りが合わず、顔を合わせるたびにいがみ合っている。

古池が監督を務める少年野球チームでコーチを行うこともある。

イメージ上のモデルは濱野谷憲吾、手の負傷・リハビリのエピソードに関するモデルは平田忠則。


主な獲得タイトル編集

SG :全日本選手権競走(2連覇)、賞金王決定戦

GII:競艇祭

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