XFLAGスタジオ製作の「モンスターストライク」に登場する闇属性の女性型キャラクター。
概要
2015年1月スタートのイベント『陰陽師』にて降臨モンスターとして実装された。
元は平将門の遺児として近世の小説・戯曲などに登場する「滝夜叉姫」。貴船神社で丑の刻参りを行った末に呪術師となったとされている。
降臨クエスト「都の夜を震わす丑の刻参り」にて登場し、勝利することで入手が可能。
クエスト
主な登場ギミックは重力バリアと一発約10000ダメージの白爆発を発動させるドクロマーク。後者が厄介であり「白爆発の範囲に止まらないように相手を倒すこと」が攻略のポイントとなる。
直殴りだとどうしても敵の近くに停止してしまいやすい(特に貫通タイプのモンスターで顕著)ため、遠方から友情コンボで敵を倒しながら攻略することになりやすい。とはいえこのクエスト実装当時はそこまで強力な友情コンボ持ちのモンスターも多くなかったため、多少厄介なクエストだった。
しかしこの取っ付きにくさに反し、実装当時から数年に渡りこのクエストに挑むユーザーは多かった。
性能(進化・神化)
- 進化「呪詛神 滝夜叉姫」
種族 | 魔人 |
---|---|
タイプ | バランス |
ボール | 貫通 |
アビリティ | 回復S/アンチダメージウォール |
ゲージショット | 底力 |
ラックスキル | シールド |
友情コンボ | 防御ダウンブラスト |
SS | 〈丑の刻参り〉反射タイプになり、縦横無尽にかけまわる(16ターン) |
・2019/10/24の上方修正にて「アビリティ:アンチダメージウォール」が「アビリティ:回復S/アンチダメージウォール」、「ゲージショット:回復S」が「ゲージショット:底力」、友情コンボの「ホーミング 18」が「防御ダウンブラスト」に変更。ステータス上昇。
巨大な五寸釘を持った藁人形を呪術で操っている様子が描かれている。
性能の説明としては「アンチダメージウォール」に加え「回復S」が特徴。味方に触れやすい貫通タイプのため体力管理に貢献しやすいという強みがある……のだが正直なところ上方修正が入るまで使い勝手は良くなかった。
というのも、回復Sがゲージショットに設定されている降臨モンスターたちはどれもゲージが非常に速く、回復Sを安定して発動させることは至難の業だったのだ。その扱いづらさによりユーザーを選んでしまったこと、さらには神化が優秀だったこともあり、日の目を見ない形態となっていた。
上方修正後は回復Sがゲージから外れたことで使いづらさが改善された。また友情コンボも降臨キャラにしては貴重な「防御ダウンブラスト」に変更された。
- 神化「荒御霊 滝夜叉姫」
種族 | 魔人 |
---|---|
タイプ | スピード |
ボール | 貫通 |
アビリティ | アンチダメージウォール/亜人キラーM |
ラックスキル | ガイド |
友情コンボ | エナジーサークルM/クロスレーザーS(火属性) |
SS | 〈仏滅ソリューション〉ふれた最初の敵で爆発し周囲の敵を巻き込み大ダメージ(20ターン) |
・2019/10/24の上方修正にて「亜人キラーM」が追加。
呪術を覚醒させ、足を失う代わりにタイヤのようなものが付いたビジュアルになった。戦型もスピード型になっている。
こちらの形態も対応できるギミックはダメージウォールのみ、その一方で実装当時としては希少な「エナジーサークルM」を所持している。エナサーMは当時基準では威力も範囲も申し分なく、その上ホーミング吸収やレーザーバリアなどの影響も受けない、と強力な友情コンボの1つとして扱われていた。
また当時はダメージウォールがメインのクエストだとクシナダが猛威を奮っていたこともあり、スピードの高い貫通タイプのモンスターは、クシナダの友情コンボ「プラズマ」との相性の良さで評価されていた。加えてストライクショットもシンプルながら使い勝手がいい。
この性能により滝夜叉姫(神化)は高く評価され、クィーンバタフライなどと共に大人気運枠の1人に長らく数えられていた。癖のあるクエストでありながら挑むユーザーが多かったのもこのためである。
なお当時最強キャラだった「ルシファー(神化)」と対応ギミックや友情コンボの種類が同じだったこともあり、「降臨版ルシファー」と称されることもあったとか。
その後はインフレにより人気に翳りが見えるも、上方修正で種族キラーの中でも特に汎用性のある「亜人キラーM」を習得した。
なお「XFLAG PARK 2016」にて、特典もしくは配布で限定イラストの「祭御霊 滝夜叉姫」が手に入った。性能は「荒御霊 滝夜叉姫」と同じ。
余談
一部クエストでは光属性の滝夜叉姫が敵モンスターとして登場する。
タグとして「滝夜叉姫(モンスト)」が使われることは稀なため、「モンスト 滝夜叉姫」と検索することを推奨。