概要
CV:稲田徹
頬に大きな傷が特徴の、浅黒い肌と銀髪を持つ大柄なサムライ。
島田カンベエが最初に腕を見込んだ人物。口癖は「ご冗談を」。
無骨で強面に見えるが、大戦後は大道芸で生計を立てていたこともあり、能弁で7人の中で最も協調性がある。一行に加わってからは参謀的な立場になり、カンベエに助言を行うこともしばしば。面倒見もよく、野伏せりに苦しむリキチやホノカを励まし、煩悶するカツシロウを案じ、仲間のガス抜きを上手く行う。
大戦中は切り込み隊長だったことから、見切りの達人で、弓や弾丸などをいとも簡単によけることができる。生きるか死ぬかの命の賭け合いが好きで、ギリギリでかわすことにたまらない快感を覚える。
ヘイハチとは違った意味で笑顔の絶えぬ人物。だが、若き日に「躯の道」と呼ばれた戦場を通ったことから、その心に深い傷を負う。頬の傷もそのときのもの。
ゴロベエは躯の道で、生存者から生きた証を残してほしいと頼まれ続けた。預かった手紙が持ちきれなくなると、腕に名前を刻みながら進んだ。その後友軍と合流するが、何も知らない兵士達に遺品を処分され、荒れ狂ったゴロベエは自ら腕の皮をはいでしまった。それ以来、笑うこと以外の表情と、恐怖の感覚が欠如してしまっている。
旧大戦では、カンベエとは敵対する陣営に属していたが、2人はそのことを知らなかった。
身長約191cm。