プロフィール
概要
先祖代々巫女の家系の娘。しがらみの多い家柄で、自らを開放する居場所を求めて電音部に入部した。基本的には無口だが、実は嫉妬深く毒舌。彼女の鍵垢には本音が写真とともに書きなぐられている。空気も読まず無言で写真を撮るため、敵味方問わず煩わしく思われている。
彼女の実家である神園神宮の氏子たちからはお姫様のような扱いを受けているが、自分の意思を無視して神宮の巫女として扱ってくる周囲にうんざりしている。自分が本当にやりたいことを問われても何も答えられないことに焦燥感を抱いていたが、美々兎と雛とともに電音部としての活動をしていくうちにDJをすることが「何でもいい」から「これがいい」に変わってゆく。
人物
巫女としての紫杏
紫杏は学校や電音部としての活動以外では神園神宮の巫女として過ごす時間が多いようである。白い着物に紫色の袴を着用し、境内の掃除や社務所での護符や御神籤の授与を行っている描写が存在するほか、夢に神様が現れたことがある。また、神職の仕事や神主を務める母親を嫌っているわけではない。
他のキャラクターとの関係
ハラジュク電音部の部長兼センター。何気なく言った「紫杏、あんたはあたしのこと好きよね!?」という美々兎の発言によって、紫杏の心と裏垢への文字入力は大いに乱れた。なお、紫杏が裏垢を教えているのは美々兎と雛だけである。
ハラジュク電音部の部員。路上でライブペイントをしている際に、偶然通りかかった美々兎と紫杏が手を繋いで歩いているのを見て「そこのカップルさん」と声をかけたことがある。