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猿帝都

さるていと

悪ノPによる小説「円尾坂の仕立屋」に登場するキャラクター。モチーフは重音テト。
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概要編集

黒檀童子一行のメンバーの一人でシャルテット=ラングレー子孫でもある。

蛇国にある桃弦郷近くの集落に住む、鍛治を生業とする乱倶族の者で十六代目頭領

頭領になった際のしきたりで髪を初代猿帝都(シャルテット)と同じ桃色に染めており、また初代を心から尊敬しているため猿の仮面をかぶり、語尾に『~っス』とつけているがあまり定着していない。

初代が打ったという『』を求めて、奥戸家の元へ赴くため黒檀童子と犬吉に同行を求め、盗賊退治をしたり、民を苦しめる悪徳奉行をこらしめたりしながら鬼ヶ島にやってきた。


動向編集

『刀』を封印していた洞窟を訪れるが何もなく、ここにはないと理解し、洞窟から出たそのときにキジ=ヤレラに会い、彼が殺された愛する者の無念を晴らすため復讐に燃えていることを察知し、あまり自分を見失わないように宥めた。

その後奥戸家が『刀』を管理していた話を聞いてフリージス財団の商館に向かい、そこで奥戸阿南に会い、彼から『刀』は神楽(ラハブ)が持ち出したきり行方不明になっていることを知り、阿南に「自分がその『刀』を夜明けまでに見つけたら自分が打った刀と交換してこちらに譲って欲しい」と持ちかける。


禍世の仕立屋にいる黒檀童子の元へ行くが、彼が禍世が円尾坂を騒がしている連続殺人鬼かもしれないという悩みを持ちながらも三六燐が殺害された後に失踪した禍世の帰りを待っている姿を見て、それでも何故探しに行かないのかと叱咤激励し、禍世を探すために三人で行動することになる。

その後伊那佐山で禍世を見つけるも、血で染まっている姿をしていたことから彼女が連続殺人の主犯だということが発覚し、確保される瞬間を目の当たりにする。


禍世の処刑後は黒檀童子は月本ブフ子と共に本当の母親を探しにいくことを決心したため、一行は解散することになり、『刀』を見つけられなかったが、旅の中で様々なことを学べたので今度は初代が打ったそれよりも最高の刀を打ってみせると宣言し、黒檀童子と犬吉に再会を約束して故郷へ帰っていった。


関連タグ編集

円尾坂の仕立屋   シャルテット=ラングレー

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