概要
阪神甲子園球場のグラウンドには土が敷かれており、ここで行われる(春のセンバツ/夏の全国)高校野球の試合で敗れた学校の球児が土を故郷に持ち帰る風習がある。
試合終了後に球児たちが泣きながら袋いっぱいに土をかき入れてるシーンが映される、ある意味夏の風物詩。ちなみに大抵の場合、土を入れる袋はシューズ袋である。
なお、敗れた球児達のイメージがあるが、優勝校でも持ち帰る為、言うならば甲子園に進出した球児の証ともいうべきものである。
この風習が定着したのはいつなのかは定かではないが、1937年にこの行為をした高校がある事が確認されている。
ちなみに甲子園の土は、年によっては違うこともあるが鹿児島県志布志市の「黒土」と京都府城陽市の「丘砂」のブレンドでできているとのこと。