演:宮本龍之介
概要
前年度優勝チーム・モンストルのリーダーを務める高校二年生(ブライトの面々より一学年上)。チームではパイロットとビルドを兼任。チームを強くするためには手段を選ばない、資金力と行動力のあるリーダー。ブライトの面々と同じ地区にいる。
人物
実家は自動車工場を営み、自宅内にモンストルのベースを構えている。ザクシリーズをはじめとしたモノアイ系のガンプラが好みなのかベース内に多く飾っている。筋金入りの勝利主義者であり、目的の為には手段を選ばない。自身及びチームの強化には労力を惜しまず、複数のスペアパーツを用意したり、実力あるメンバーを自ら赴いて勧誘したり伝説の職人・仙道周士にパーツ製作を依頼している。一個人としては生真面目で実力ある相手には義理堅く協力を惜しまないが自身の基準に合わないとみなした相手には慇懃無礼かつ傲慢に振る舞い、徹底的に相手を踏みにじることも辞さない。学校の制服以外はいつも同じ服を着ている(クローゼットに同じ服を複数用意している)。相手を優秀か否か、敵か味方かで分けており、仲間という単語を嫌うなど、偏屈で潔癖な一面を持つ。他者に接する姿は慇懃だが高圧的であり、人との接し方はあまりうまくない。そのような他者の実力は評価できても心情を考慮しない(出来ない)傲慢さや偏狭さが災いして結果的に仙道とは決裂、ブライト崩壊を目論んで勧誘したタクミからは意趣返しを受けている。それでもガンプラに対しての情熱や愛情は本物であり、勝負事には真摯。バトル時にはゲームチェアに座って鉄騎コントローラーを使用する。
本編での動向
チーム強化のために勧誘した松本颯太が旧友のいるブライトに加入すると知ると自身の動画チャンネルでブライトを中傷したり、あえてブライトに練習試合を申し込んで圧倒的実力差を見せつけて叩きのめす、挙句の果てには依頼したパーツが基準に見合わないと謝礼も払わずに仙道を一方的に解雇するなど圧倒的実力と相反する傲慢さを見せつけている。結果的にブライトのいい加減さに見切りをつけた颯太が自ら加入してきたものの、違約金を用意して再雇用した仙道はブライト崩壊のために勧誘したタクミの工作もあったものの結果的に自ら離脱するなど、意趣返しを受けることとなる。やがて颯太とともに高機動型ザクⅡモンストルカスタムを完成させて東海大会に挑み、チームブライトと決勝戦で対峙。序盤こそ圧倒するものの、ブライトの面々の、特にタクミの機転を利かせた武器運用やヒロの成長の前に苦戦の末に惜敗した。タクミの武器運用を運営に抗議する神林を宥めながら、「ガンプラは自由だ」と憑物の落ちたような心からの笑みを浮かべていた。
余談
演者の宮本氏は後に『仮面ライダーギーツ』にて墨田奏斗/仮面ライダーダパーンを演じており、今作において石渡沙織を演じた青島心(ツムリ)と共演している。