ヤマトモリの聖女であり、弔いの塔の魔女。ソラ・シルハ。『超人X』の最重要人物。
概要
ヤマトモリの創設者にして、世界に多大な影響を齎す存在、超人X。
元々は普通の修道女だったが、超人による戦争に巻き込まれたことで自身も覚醒。
「獣化」「重力操作」「未来予知」「物質生成」「空間転移」など様々な能力を併せ持ち、強大な戦闘力でゲルタ連邦の戦争の超人クイームを撃破して世界を救ったことから聖女として崇められた。
しかし、超人戦争に身を投じた結果、肉体の維持が困難になる程の激痛に悩まされることとなり、アヘンの多用によって薬物中毒に。更には未来予知の結果が分かれたことでヤマトモリのメンバーとも対立してしまう。
その結果、人の心を失い、世界の為なら幾らでも犠牲者を生んでも構わない魔女に成り果ててしまった。
弔いの塔の魔女ゾラ
戦いによる苦しみによって精神の均衡を失ったソラは、頭部の代わりに二本の腕を持つ魔女ゾラへと変貌し、弔いの塔の最上部に鎮座した。だが肉体の奥には若い頃と殆ど変わらない本体が宿っており、チャンドラ・ヒュームや多くの配下から「母」として敬われている。
また、彼女自身も黒原トキオや配下に対して「子供たち」と呼んでいる。
未来予知により、「獣化の超人」が世界を救うと考えており、破滅が齎される前に自分の力をトキオ達へ授けようと躍起になっている。しかし、ゾラの力は強大な為、普通の超人が手にしたら肉体が崩壊してしまう。
上記のチャンドラによる航空機墜落こと件や、能面男の暗躍はすべてゾラが「獣化の超人」を見つけ出そうとしたことによる物だったのである。