概要
タクシー運転手として働く男性。客として乗っていたシンママと偶然何度も会い再婚し幸せの絶頂にいたが、時が経つにつれ揉め始め、ある日連れ子の娘の嘘によって強姦の冤罪をかけられ、「14歳の少女が嘘をつく訳がない」という論法によって産婦人科の診療記録という証拠品も認められず懲役10年が確定。全てを失い10年後に出所するも人生に絶望し国見大作のバーに来店。彼の尽力により国賠訴訟で2億1000万円を勝ち取った。
人物のモデル
経緯から人物のモデルは大阪強姦再審無罪事件(大阪市レイプ虚偽証言冤罪事件)の被害者と思われる。
こちらは約6年で釈放されたが、補償金額はおよそ2800万円ととても被害回復に足りうる金額ではなかった。
また取り調べを担当した検察官は冤罪発覚後に司法研修所の検察教官を3年ほどしていた。
有罪判決を書いた一審の大阪裁判官は冤罪発覚前に57歳で死亡。
一人は東京地裁で裁判官、もう一人は千葉地裁木更津支部で裁判官をしている。