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概要

ジュエルペットマジカルチェンジ第30話に登場。イタリア人と日本人のハーフの男性。福王子ローラにローラの本当の兄だと名乗り、福王子家にやってくる。

人物像

とにかく、イケメン。名前は上げ調子で読む。余りにもクールだから、ローラも顔が赤くなるほど。やがてお兄様(余りにも突然で素直ではないが)と呼ばれるようになる。

活躍

ある日、突然ローラに父親から本物の兄がいるという知らせが来る。その知らせにローラが驚いた直後に現れた。いきなりだったので、ローラとミッターマイヤー加藤はオレオレ詐欺か新聞の勧誘だと思っていたが、来た日の夜、部屋がないので福王子家のゲストルームで泊まることにする。

ローラからの視点

ローラは突然の出来事に驚いてばかりであった。突然すぎてお兄様と素直に呼べないくらいな状態である。彼女は雲母朔太郎を自分のお兄様にしたかったのでショックだったのだろう。本心は嬉しそうではなかった。その夜、楽しそうにピザを食べる雲母あいりたちの声を聞いて、いつか真理夫を兄として自然に呼べるのかなと思った。これで雲母家に来るのをおしまいにしようとしたが、また家の屋根から落ちそうになる。耐えられず、指を離してしまうけどそれを朔太郎が気づいてくれた。(おそらく悲鳴でわかったのだろう)その時、ローラは昔同じことがあったと思い出す。

しかし、その状況を真理夫が怪しげな目で見つめていて・・・・

実は・・・・(ネタバレ注意!!)

翌朝、ローラの父親がもう一度確認したところ、真理夫がローラの兄であることは真っ赤な嘘であった。二人の関係は兄妹関係ではなく、ただの他人関係であったのだ。真理夫自身もおかしいと思っていたが、日本に来れた上に、ローラと会えたことには嬉しそうであり、ローラと結婚することを要求する。ローラは、自身の兄になって欲しい人がいると告白し、恋人と兄は別物でも両方とも手に入れられるほど器用ではないと要求を拒否する。やがて真理夫は、福王寺モール前でローラと愛おしそうに空港へと去った。

・・・と思われたが、いきなり雲母朔太郎あいりを拘束し、二人を誘拐してしまう。

真理夫の正体は、イタリアの巨大組織の幹部であった。最初にローラの兄と偽り、それが失敗するやら結婚話を持ちかけるという、どう合ってもローラに近づこうとしたわけである。その後ローラに朔太郎を返してほしければ、福王寺モールの権利書を持って指定の場所に来るようにメールする。

ルビールーアラリマーラブラルナを連れて、メール通りにしたローラは、加藤から福王子スペシャルフォースが来るまで待つように言われるが、あいりたちの安全を優先する。ローラが真理夫を引き付けるうちに、5人のジュエルペットが2人を探す作戦を実行するが、ラリマーとラブラ、ルナが「対侵入者用防犯システム」を押したため、落ちてしまった。

その上、真理夫は別れるときにローラの髪に隠しマイクを入れていたため、作戦を知っていた。そして、どんどんローラに近づこうとする。

けれど、あいりがルビーのことを思っていたため、マジカルストーンが反応し、ルビーはマジカルチェンジする。そのことにルーアは嫉妬するが、ルビーは、「大切な人、大切なものを強く思えば、きっとできる。」とルーアに教える。ルーアはルビーの身につけているペンダント以外はなにもないと思ったが、本心は大好きなローラのことが見捨てきれず、マジカルチェンジする。ルビーはあいりたちを助けようとするが、ルーアは先に魔法で自身を倒してからと妨害する。

一方、ラリマーたちはあいりたちを見つける。ラリマーの考えで、まず、真理夫を遅くし、車を動かして、あいりたちを風呂敷に包んで逃げようとする。ルナが真理夫を遅くさせ、ラリマーが車を動かして、ラブラが風呂敷に包みこむ担当をする。3人で合体魔法をかけるが、失敗して真理夫にだけかかった。

それどころか、魔法にかかった真理夫が襲い来る魔王ブロシキに変身してしまう。(なぜこうなったか、技を見たいなら、リンクを参照)しかも、ラリマーたちの魔法も歯が立たず、ブロシキはラリマーたちやローラまで捕まえてしまう。

しかし、マジカルチェンジをしたルビーとルーアに気づかれ、とどめを刺すも、ラリマーたちに「やったと思ったらたいていやっていない」というアレを言われる。そして2人のジュエルフラッシュを受け、元の姿に戻る。

実際、巨大組織というのは、イタリアの宅配ピザチェーンだった。日本の進出にあたって福王子グループの力を借りたかっただけである。お詫びに、自身のピザを届けることにした。

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