曖昧さ回避
概要
CV:井口裕香
ブルーアパタイトの瞳をもった、ダッチウサギの女の子。41種類目のペットとして追加。ニホンウサギのジュエルペットであるルビーとはゲームの色違いキャラと言っていいほどそっくりで、アニメではライバル関係になることが多い。
原作では「明るく前向きで、思ったことは口に出す」という性格設定がされている。
「思ったことは口に出す」点は『マジカルチェンジ』に取り入れられている。
容姿、属性、アニメでの立ち位置から黒い印象が強いが、モチーフの宝石は名前の通り青色である。
誕生日:8月28日(おとめ座) 属性:マジカルブラック
アニメでのルーアの活躍
初登場はレディジュエルペット。「ふみゅ~ん」が口癖の優等生気質。
他のジュエルペットやレディを蔑む言動が多く、特にルビーとももなに対して顕著だが、ルビーには「誉められている」と誤解されてペースを乱されるのが常。
プチレディのリリアンのメンターで物語当初は仲が良かったが、彼女が次第に自分の思い通りにならなくなり、対立が深まってしまう。
そしてそのリリアンにある秘密があり・・・。
どういう訳かレディ・ダイアナと深い関係があるらしい。
リリアンの項目も参照
ジュエルペットマジカルチェンジでも引き続き登場。
ルビーとの対決中、姿を消し当てもなく彷徨っている内にフランスまでたどり着き福王子ローラとであい、彼女のパートナーとなった。前作とは異なり、今回はれっきとした人間界でのパートナーである。ローラの朔太郎絡みの暴走には呆れているが、彼女の事を大切に思っている。
マジカルストーンの力を目の当たりにし、何度も奪おうと計画するが失敗続きである。その為、長らくマジカルチェンジする機会に恵まれなかったが、23話で遂にマジカルチェンジを果たす。
人間態は紫髪のクールな印象の美少女で、服装も併せルビーとは対照的になっている。
身長はローラと同程度で、ルビー達や雲母あいりより若干高い。
(右側がルーア)
マジカルチェンジでのネタバレ
以下は、物語のネタバレを含みます。
最終章の38話にてジュエルランドに君臨する初代ジュエリーナ候補としてルビー・ラブラ・ラリマー・ルナと共にルーアも選ばれる。
本作でジュエリーナという名前が出てきたのはこの時が初めてで、寝耳に水と混乱するルーアたちだったが、とにかく誰かがジュエリーナにならないとジュエル城を天空に戻す大魔法を使うことができず、そもそもマジカルストーンはジュエルペットをジュエリーナという人型の存在に進化させるためのデバイスだというのだ。
今までのマジカルチェンジはジュエリーナに相応しいジュエルペットを選抜するための試練でもあったのだという。この5体のペットが選ばれたのはマジカルチェンジの回数やその時の魔法で人間たちに魔法を信じる心をどれだけ取り戻させたかということを総合的に判断して選ばれたということ。
ジュエリーナの座を奪い取るために候補生たちで対決しろとオパールから命じられるが、次の回でルーア以外の候補生たちは「人間界で欲望のままにやりたい事している今の方が気楽だし、ジュエルランドの女王とか面倒臭いだけ」として対決そのものを放棄。一方、ルーアだけはジュエルランドを救おうという意識が大変強い良い子だったので、誰かがジュエリーナにならなくてはいけないなら自分がなるとその運命を受け入れる。こうしてルーアが本作における初代ジュエリーナとして君臨し、その力でジュエル城を元に戻したのである(この時点では虚像だったジュエル城は実像になっている)。
だがそれはジュエルランド復興の為、落下事件前後から人間界で暮していたジュエルペット達の帰還を意味しているのだった・・・。
余談
レディにおけるルーアは最終的に改心するとは言え、リリアンを文字通り人形にしていた事から「汚いルーア」と表現でき、逆にマジカルチェンジのルーアはローラを友達として大切に扱っていた事から「綺麗なルーア」と表現できる。マジカルチェンジはシリーズを3クール延長して出来た作品なので本作によってルーアに悪い印象だけ残る事は無くなった。
そして最終的な結末としてレディではリリアンを夢である「レディジュエル」として誕生させる夢が叶い、マジカルチェンジでは自らがジュエリーナになると言う数奇な運命をたどったジュエルペットであると言える。
(但し、女王になるという夢を持って一年間の物語を積み重ねた結果の『レディ』とは対照的に、『マジカルチェンジ』は貧乏くじを引かされて最終回で突然女王にさせられたと言うギャグの多い本作らしいものであった)