概要
瞬木隼人×松風天馬のBLカップリング。
2013年アニメージュ12月号の寺崎裕香×石川界人・対談インタビューでは
「瞬木の変化が天馬を変える」と語られていた。
【世界予選~予選決勝】
アニメ第1話、新生イナズマジャパンのメンバーが発表され、グラウンドに整列した時に
天馬とは剣城越しに微笑んで視線を交わし、愛想よく接していた瞬木だったが、
2話では人懐っこく話しかけてきた天馬に対して「信用できないんだよな、ああいうやつ」と
会話後に眉を顰めており、その夜サッカーに対して熱弁を振るう天馬に、
露骨に表情を曇らせ、やや引き気味の態度を取ったりと非友好的な様子を見せた。
3話の韓国戦前で、過去に盗みを働いたことを知られ、瞬木はチームメイトからの信用を失うが、
後半、瞬木から真実を聞いた天馬が、キャプテンとして仲間を一喝し、再びチームをまとめ上げ、
瞬木とチームメイトの溝を埋めることに成功し、この一件で彼の心は開かれたように思えた。
しかしその直後「単純なやつ」と静かに笑ったり、5話のイナズマジャパン脱退試験において
どうしたらメンバーがサッカーを続けてくれるか悩む天馬を「キャプテンにはわからない」と一瞬突き放したり、14話ではサッカーに意欲的な姿勢を見せたと思いきや「キャプテンが求めるチームメイトはこれでいいんだよね」などと呟いていたことから、天馬に対しても「上辺だけの関係」を崩さずにいる様子であった。(またゲームでは、雷門の練習試合の申し出を素直に喜び受ける天馬への不満が思わず零れるシーンもある)
そして15話で瞬木の弟たちに瞬木が「優勝は無理だ」と言っていたことを知り、天馬の中で瞬木に対する疑問が生まれることになる。
【グランドセレスタギャラクシー開始~サザナーライレブン戦】
アニメ25話、惑星サザナーラでのバトル直後、天馬は皆帆に以前から気になっていたという瞬木の本性について打ち明けられる。
天馬もまた15話での弟たちの言葉に疑問を抱いていたため、その後天馬は瞬木を呼び出し発言の真意を本人に問いかけ、自分なりの気持ちを瞬木に伝えようとした。
試合当日、ポワイの策略により瞬木のアズルは天馬やチームメイトに対する不満によって極限までどんどん醜く膨れ上がっていく。
それを全員の前で暴露され、逆上した瞬木は誰も信用していないという本心をついにぶちまける。
しかしポワイ達の目論見は外れ、正反対のアズルがぶつかり自滅するどころか瞬木の闇を天馬はあっさりと受け入れてしまう。それにより瞬木のダークサイドとソウルが覚醒。ソウルストライクで1点を取ることに成功する。
(アニメ版とゲーム版ではそのシーンの瞬木の台詞が多少異なる)
「キャプテン、悪いけど俺はこういうやつだ。気に入らないならいつでも…」
「それが本当の瞬木隼人なら、俺はやっと本当のお前と仲間になれたんだ!」
この試合後は韓国戦とは違い完全に打ち解けた様子。
やぶてん版ではリュゲルに対し「ウチのキャプテンを笑うんじゃねえ!」と激怒するシーンや、
アニメの32話では地球との通信を断とうとする天馬を瞬木が諭したりするシーンがあった。
【ファラムオービアス到着~ファラム・ディーテ戦前】
偽剣城離脱後、一度は打ちのめされながらも、キャプテンとして再び立ちあがった天馬が神童に「よくやっている」と褒められたことに対し、「よくやっている、ねえ…」などと思うところがあるような態度を示した。
ゲーム版では剣城が偽物だったことを知り憔悴する天馬に対し挑発的な言葉を投げかけたり、
オービアススクエアでは思わせぶりな台詞を吐いたりするなど、ゲームにしかないシーンもある。
アニメ未放映のイクサルフリート戦では、前述のインタビューの通り、「瞬木の変化が天馬を変える」出来事が起き、石川氏の熱演が光る。
そのシーンからのゲーム版における試合終了後のトークロック会話は必見。序盤との態度の違いが凄まじい。
表記ゆれ
隼天というものもあるが、それは隼総英聖と被るため、あまりお勧めしない。