知床総一郎
しれとこそういちろう
黒生家参謀 知床総一郎…
CV:関口英司
物語の舞台「六骨峠」を古くから治める武家、「黒生家」に仕えている儒家の武士。
丸に一つ桃の家紋が付いた青い着物姿に襟巻きを巻いた出で立ちで、切れ長の目と七三分けが特徴、1832~1833年生まれで年齢は44歳。
黒生鉄心に忠義を尽くし、黒生家存続を第一に考える仕事人。
基本的に「ですます調」で話し、冷静沈着かつ思念をはさまず徹底的に仕事をこなす練達の剣士で、伝統的武士道を重んじ儒学や禅にも心得がある。
そのため怠けたり裏切られた際は、感情を露にして腹を立てたりする。
1857年、25歳の時に鉄心と先妻の息子吉兆の家庭教師を10年間務め、1868年から始まった戊辰戦争には政府側で参戦し、現在は参謀として黒生家の現跡継ぎの世話や、宿場町の住人の退去などを任されている。
手下の坪八とは戊辰戦争からの付き合いで、彼にムッツリ呼ばわりされた際はタコ八と返している。
1日の午前に屋敷から家臣2人を引き連れて神社から宿場へ向かい、そこにある飯屋「甘栗」を荒らして立ち退きを要求する。
夕方には一本松で、黒生家の跡継ぎ「金太郎」を乳母車で散歩させている途中、吉兆による襲撃で金太郎を誘拐されそうになるも守り切り、屋敷に戻ると手下に鉄心の後妻、邑咲が神社に外出したと知らされる。
邑咲を迎えに神社に向かった頃には夜になり、そこで邑咲と警官の井ノ頭との不倫現場を目撃してしまったため戦闘が始まり、主人公の立ち回り次第で知床の生死が決まる。
2日目まで生きていても、主人公が介入していないと屋敷に襲撃してきた政府軍によって殺害される。
黒生家の絡むイベントに多く現れ、さらに報酬が発生する物が多いため、クリア後の称号「金持ち侍」を取得する際には必ず会っておく方が良いだろう。
戦闘可能場所は1日目午前の屋敷、神社または宿場、午後は夜の神社。
剣の腕は黒生家当主の鉄心に続く実力者、剣撃だけでなく投げや飛び道具を使い、強力な攻撃を次々に放ってくる。
1日目の夕方まで死亡することはなく、こちらとの戦闘で殺害が可能になるのは夜の神社に現れた際のみ。
武器
- 十戒丸
知床が親より譲り受けた刀、彼が戊辰戦争に政府側で参戦した際、この刀で多数の幕軍の兵を倒した。
幕軍のあいだでは無表情な知床のことを 「屍にだけ微笑む十戒丸使い」と皮肉混じりに呼んだ。
刀を手に入れるタイミングは1日目の夜の神社か、2日目の高炉または一本松で敵に倒されるかすると手に入れる事が出来る。