概要
岩手県競馬組合が施行されていたサラブレッド系2歳馬による地方競馬の重賞競走(M3)である。
2008年に2歳限定、ホッカイドウ・岩手地区交流の特別競走としてホッカイドウ開催時は岩手山特別、岩手開催時は知床賞として行われる1年ごとの持ち回り開催のレースとして創設される。
知床賞としての施行は2009年に第1回が行われ水沢ダート1600mで施行された。第2回の2011年は盛岡ダート1400mで施行された。
2012年に重賞昇格。2013年以後はホッカイドウ競馬での岩手山特別が行われなくなり、岩手での知床賞の連年開催となっている。
重賞昇格後は、2019年まで8年連続ホッカイドウ所属馬が優勝していたが、2020年に岩手所属馬のゴールデンヒーラーが優勝しホッカイドウ所属馬の連覇が止まった。
全国的なダート路線の整備の為、2023年より非開催となった。
競走条件
条件
サラブレッド系2歳、ホッカイドウ(JRA認定重賞競走及び上級認定競走勝ちのあるホッカイドウ所属馬は出走不可)、岩手所属。
優先出走権付与
優勝馬に南部駒賞の優先出走権が付与される。
負担重量
定量、55kg(牝馬1kg減)。