概要
1997年3月22日生まれ、埼玉県出身。
西武学園文理中学校・高等学校卒業、上智大学理工学部物質生命理工学科中退。大学在学時よりモデルキャスティングサービス「Cherishdoll」に登録し、モデルとしての依頼を募集。2017年5月には写真週刊誌FRIDAYの「女子大生水着図鑑」で水着姿を披露している。制作会社・芸能事務所チーズfilmのトレーニングを半年間受講したのち、2017年8月11日に同事務所への所属が発表され、女優としての活動を開始。
事務所所属後、2017年8月の舞台「SUGAR WORKS」でデビュー。初の映像出演は第2回未完成映画予告編大賞出品作の『猿楽町で会いましょう』の主演・ユカ役で、同作はグランプリと小原信次賞を受賞し、2019年に本編の製作が決定。第32回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門正式出品作に選出され2020年に全国公開が予定されていたが、COVID-19の感染拡大によって2021年に延期となった。
その後、オーディションを経て、アスミック・エース配給で2019年8月公開の映画『イソップの思うツボ』の主演・亀田美羽役に抜擢。同映画のキャストが公開された際、Yahoo!リアルタイム検索に石川の名前が8位にまで上った。TOHOシネマズ日比谷で行われた初日舞台挨拶では「撮影のときには上映館が109館というのも、こんな光景が目の前に広がるというのも想像できなかったので、今すごくうれしいです」と喜びをあらわにした。
2020年1月1日より、ソニー・ミュージックアーティスツに移籍。前所属事務所のチーズfilmも「サポートタレント」という枠組みを新たに作り、引き続き石川をサポートする。同年8月から放送のフジテレビ系連続ドラマ『13』にて主人公の妹役を演じ、これが連続ドラマの初レギュラー出演となった。
2021年には、『うみべの女の子』で佐藤小梅役を演じた。撮影当時、石川は23歳だったが童顔と熱演も相まって小梅役を見事に演じ切った。
人物
特技にダンス、テニス、水泳、蕎麦の早食いを挙げており、特にダンスは幼稚園生の頃から続けており、大学でもダンスサークルに入ってヒップホップをやっていた。
役者デビュー前、好きな役者、女優に広瀬すず、宮崎あおい、綾瀬はるかを挙げていた。好きなお笑い芸人はくりぃむしちゅー、NONSTYLE。
大学生になるまで役者の道に進むとは考えていなかったという。しかし、大学の環境が嫌になり「どこか違うところに行きたい」と思った結果、演技のワークショップを受けたところ、演技について想像していたものとは異なっていたことから興味を惹かれ、週1でワークショップに通い続けた。これがきっかけとなり女優業を志すことになり、大学を中退した。