慶事などに際し、祝意を表すために儀礼的に(主に空砲を)発砲すること。祝い事の際に花火を打ち上げるのもこの一種である。
元々は「相手への敵意が無い」ことを示すためにあえて弾を撃ち尽くすというアピールが由来の一つだったとされていて、この意味では相手を出迎える際に行う「礼砲」などの形で今も行われている。
なお、先述したように現在は公式には空砲で行うものになっているが、かつては実弾を込めた実砲であったため(本来は弾が届かない距離で行われるものだが)稀に流れ弾による被害が生じていたようであり、また非公式なパーティなどで空に向けて実弾を発砲した結果として死傷者が出た事例は現代でも存在する。