概要
CV:林延年
明るくお調子者の警視庁の刑事。20歳。赤髪のウルフヘアが特徴。
射撃が得意で、愛用の銃は父の形見のマグナムである。苦手なものは蛇。
メタルジャックの一員である事を所内の同僚たちには秘密にしていたが、第30話「時効成立5分前」で城ヶ崎課長に勘付かれる(しかし城ヶ崎はその後も知らぬふりをしていた)。
血液型は非常に希少なRh-T型。財前純とはある意味において兄弟の様な存在であり、その事が原因でハイパー化の際、代償として細胞の壊死率が高くなった。
正体
ケンは、財前雄一郎の無いものねだりによって『オペレーション・ジャガーノート』によって作り出された試作被験体である。財前は完全な天才児の誕生を望んでいたが、ケンは肉体のみ強固な不完全体だったために、失敗作として廃棄処分にすることにした。しかし、財前夫人にとってはケンは初めての子供であり、愛する我が子だった。財前夫人はケンを連れて夫から逃亡。追っ手から逃がれ力尽きる寸前、通りかかった神崎源一郎にケンを託して亡くなった。源一郎は赤ん坊をケンと名付けて、自分の養子として育てたものの、真実の一端は病床時に語られ、さゆりとの血の繋がりが無いのもそこで知らされた。
その後、ケンを元に第二の人工生命体が作られ、それが純だった。そのため、ケンと純は兄弟のようなものであり、限りなく同一人物である関係だった。