概要
CV:梶裕貴
年齢18歳の高校生書道家。
中学生の時に半田の作品を見て感銘を受け、彼に憧れて書道の道に進んだという生粋の半田ファン。
そのマニアっぷりは、半田本人が黒歴史と認めるレベルの過去インタビュー記事や雑誌を「コレクション」と称して持参し、本人の前で嬉々として音読し、更には半田の生のコメントを録音せんとボイスレコーダーを持ち出すほど。
半田を尊敬しているのは確かなのだが、時折空気が読めない生意気な言動が目立つ。言動と性格が災いしているのか、本人曰く友人がいないらしい。
一見して人当たりの良い普通の少年だが、その実は島に来た当初の半田以上の都会っ子。貝などの小さな生き物に触れることを嫌がり、虫に我を忘れて悲鳴を上げ、島の自然文化に愚痴を零す。
更には、「子どもは建前的には好き」(=嫌い)と言ってのけ、キレると本性を現して「ガキ」と詰る腹黒。
半田が島に来てから初めて出品した書道展で、彼を差し置いて大賞をとってしまう。半田は年下に出し抜かれたことに酷くショックを受けていたのだが、他方、神崎はそのことにより「雲の上の人だと思っていた半田が急に身近に感じられた」と述べ、半田の友人である川藤に連れられ島にまでやってくる。
半田を崇拝する余り、彼の作風が激変してしまったことに過剰に拒否感を示しており、島へ来たのも半田を東京へ連れ戻そうとしてのことだったが、彼の島での様子を見て諦めがついたのか、川藤と共に東京に帰っていった。
川藤曰く、彼の作風は半田にそっくりらしい。