演者一覧
CV:原涼子
演:宮崎莉里沙(実写ドラマ版ばらかもん)
概要
いたずら盛りの島の子供。男子のような威勢の良さと言葉遣いだが、7歳の少女である。
外ハネ気味な髪をサイドテールにしており、左手にミサンガをしている。腰に提げているロープはおそらくベルト代わり。
生徒数9人の分校に通っており、ひなとは特に仲良しで一緒に遊んでいることが多い。
島育ちらしく明るく逞しい性格で、自然で遊ぶ知識の他、おばあちゃんの知恵袋のような豆知識を多く持っている。また聡明で察しの良い所もあり、時折大人以上に物事の本質を見抜いているような言動を見せる。
半田が借りた空き家を隠れ家にしていた所を見つかり、当初は追い出され続けていたものの、家の抜け道を熟知しており、あらゆる所から無断侵入を繰り返した。
その後は毎日のように遊びに来るようになり、都会育ちの半田に島暮らしの先輩として知識と文化を教える一方、半田からは書道を習うという関係になった。半田の事は「先生」と呼び慕っている。
祖父の耕作と二人暮らしで、両親の消息については長らく不明なままだった。本人さえ両親について何も言わないので、半田は何か言えない事情があるのではないかと考えていたが、実は祖父に「両親は宇宙人」と教えられている。
「ACT.90」で父親である優一郎が帰郷(初登場)したが、仕事の関係で幼い頃から年末年始の短い間しか顔を合わせる機会がなかったことが明らかになり、親の顔を見ても赤の他人としか認識していなかった。尚、なるの容姿は父親似。
余談
初見の読者にはしばしば少年に間違われたり、性別が分からないと言われる事がある。アクティブな性格や、Tシャツに短パンといういう中性的な服装が理由のようだが、半田自身は出会った当初からなるを少女と認識しており(仕事の道具が入った箱をなるが勝手に開けようとした時に「ばあさんになるぞ」と脅している)、女だと分かって驚くような場面も無い。また、同級生の一郎二郎(仮名)が「なるって男みたいだよな」と言うなど、文脈から女の子だと分かるようになっている。
実写ドラマ版では腰に付いている縄が無く、喋りも標準語。
殆ど同じ格好だった原作よりも着ている服の種類が多く、髪がやや長くなっている。