ウチはどこからでも見える光になりたい!
プロフィール
概要
『こじらせ百鬼ドマイナー』に登場する、真っ赤な髪が特徴的な妖怪の女の子。自称「妖怪系アイドル」。土佐三大妖魔の一つ『勝賀瀬の赤頭』の末裔であり、兄弟が上と下に2人ずついる。祖父の教えとは異なる赤頭の知名度の低さに驚き、人間界でアイドルになろうと決意する。しかし、歌や演奏はあまり上手くないようである。また、褒められることへの耐性が全くなく、ちょっとしたことですぐに照れては自慢の赤い髪が眩く発光する。その性格は光る髪にも劣らないくらい明るくポジティブで、登場しているときは笑顔であることが多い。苦手なものは文春と暗いところであり、訳あって夜の暗い森へと消えていったスマホを探したときには、助けに来てくれた渡海くんを『ファンクラブ永久名誉会長』、ハッカちゃんを『永久名誉マネージャー』に任命した。
髪の輝きの強さは心拍数に比例しているらしく、カメラを意識すると心拍数が上がってしまうため、これまでカメラ目線の写真が撮れたことは一度もない。それゆえ、綺麗に映っている写真は全て家族の隠し撮りであり、どれもカメラ目線でないものばかりである。
なお、もともとは「みつこ」という名前の予定だったが、産まれた瞬間からド発光していたため、神々しい子——光子(こうこ)になったらしい。
紅坂家
家業は代々林業であり、広大な敷地を所有している。なお、兄・一馬曰く、「赤頭とは元来陰キャである」らしく、光子の性格は特別なものらしい。男4人、女1人の5人兄弟であり、光子の明るい性格も相まって、4人とも光子のことを溺愛している。
- 紅坂一馬(こうさか かずま)
紅坂家の長男。23歳。光子からは「一兄(かずにい)」と呼ばれている。はとこの照ちゃん関係のことを聞くと髪が発光する。光子の良い小姑っぷりを見て、
- 紅坂幸二(こうさか こうじ)
紅坂家の次男。20歳。光子からは「幸兄(こうにい)」と呼ばれている。シンプルな喧嘩言葉を投げかけられると髪が発光する。男子4人の中では
- 紅坂三夫(こうさか みつお)
紅坂家の三男。13歳。邦画のような典型的なホラーが苦手で、怖い話を聞くと髪が発光する。4人の中では無口なほうであるが、渡海くんにはしっかり姉自慢を披露した。
- 紅坂四識(こうさか よしき)
紅坂家の四男。8歳。食への探求心をくすぐる言葉を聞くと髪が発光する。初登場時には『おいしい深海』という本を持っており、探求心が高いことがうかがえる。