ほら私…! 「ないしょ事」のプロだから‼︎
プロフィール
概要
『こじらせ百鬼ドマイナー』に登場する、飴型の髪飾りをつけた妖怪の女の子。男の身体を嘗めまわす妖怪『嘗女』の6世であり、SNSで仲良くなった人間たちにそのことを打ち明けたところ、即日で総ハブされたことがある。それ以降、SNSは封印しているが、ROM専で見るのは好きらしい。この経験から自分のことを語らない秘密主義者になるが、自分でも気づかないうちに舌を滑らせて自ら秘密をバラしてしまうなど、自己情報管理が飴のごとく甘い。
渡海くんの転入当日、校長先生から彼の案内役を一任される。学校を案内する中で、例のごとく舌を滑らせてしまい、渡海くんに正体がバレてしまうが、それでも引かないでいてくれた彼のことを「いつかちょっとだけ舐めてみたい」らしい。その日以降も渡海くんの案内役として務めていくうちに、光子やびちょ子たちと交流するようになる。なお、彼女の中では友達になるまでに細かく段階が決められているらしく、びちょ子や光子たちと交流し始めた当初は、彼女たちと友達になるまで19段階も足りなかったらしい。
嘗期(にえき)
嘗女の特性であり、何かを無性に舐めたくなってしまう欲が一番高まる時期のこと。この時期に何も舐めずにいると、
- 嘗切れ症状その1:めっちゃ舌が回る。
- 嘗切れ症状その2:今度は逆に舌がもつれる。
- 嘗切れ症状その3:舌が出しっぱなしになる。(もう大気でも舐めとけ状態)
といった症状が現れるので、普通は飴を舐めたりしてやりすごす。
飴宮家について
老舗の和菓子屋『飴嘗屋』を営んでおり、現社長は母・杏子。お店には和風カフェも併設されており、ハッカもときどきそこでお手伝いをしている。両親から非常に愛されており、提供している和菓子のうち約8割のメニュー名が
- 初夏が7才の頃おいしいと言ってくれた焼き餅
- 初夏がくれた父の日の花束色あんみつ
といった「初夏」関連らしい。当然、ハッカ自身はそのことをとても恥ずかしがっており、自分の代では普通の名前に変更したいと思っている。
ちなみに、嘗女が富豪の家の娘であること(諸説ある)から、自宅には広い庭があったり、高価な掛け軸があったり、広い和室が約10室あったりなど、それはもうたいへん立派な豪邸である。また、真冬という名前の飼いの猫や、糸魚さんというお手伝いさんがいる。
- 飴宮杏子(あめみや あんず)
ハッカの母。『飴嘗屋』の社長を務めている。ハッカとは違い、快活であけすけな性格。
- 糸魚(いとよ)
飴宮家のお手伝い兼教育係。美しい容姿をした路傍で糸引き車を引く徳島県の妖怪『糸引き娘』。お茶目な性格で“糸引き娘”ジョークが好きだが、冗談とは思えないスゴみがある。
- 真冬(まふゆ)
飴宮家で飼われている猫。ハッカが5歳の冬の日に飴宮家へやってきた。以来、2人は姉妹のように仲が良い。
- 金平糖(こんぺいとう)
飴宮家の庭にある池で飼われている鯉の一匹。金色の体をしており、ハッカにすごく懐いている。