概要
東方妖々夢Phantasmステージのボス、八雲紫が使用する第10スペルカード。
開幕こそ米弾をばら撒くだけだが、ダメージを一定量与える毎に
米弾《開幕》⇒蝶弾⇒大弾ばら撒き⇒楔弾ばら撒き⇒低速の黄色中弾⇒高速の水色中弾⇒自機外し蝶弾《準最終》
とどんどん弾幕が激しくなる。
正攻法では突破しがたいスペルカードだが、なんと安置が存在する。(というか作成できる)
ただ、残り時間が30秒になると弾幕がさらに変化。強制的に《準最終》段階に移行する。
この時は、さらに自機を狙う蝶弾が追加され、おまけに全ての弾の弾速が強化される、という事実上の《真最終》段階の弾幕が展開される。
ここに限らずEXのラストスペカは耐久戦術阻止のために時間でも発狂するようになっているが、このスペカは自機狙いが追加されるため安置が通用しなくなり、非常に辛い展開に追い込まれる。
これは残り時間30秒が生と死の境界、という暗示だともいわれている。
安置を絶殺する自機狙いの存在もあり、上手く安置が作れるかは運(紫さまの機嫌)次第であることから生と死の境界を紫に掌握されている、という暗示、あるいは安置にいる状態では弾に当たりそうで当たらないことから自機がまさしく「生と死の境界」にいる、という暗示であるという考察がなされてきたが、後にZUN本人が一橋大で講演した折にこの安置は意図的に作ったものではないと明かした。でもこの考察はそれっぽい。
生と死の境界はボーダーオブライフと意味的にはほぼ同じで、西行寺幽々子との関連を示した名前だともいわれている。
妖々夢Extraにて八雲藍が使用する幻神「飯綱権現降臨」はこれの下位互換版に相当する。単純に密度が上がっており、最終強化がさらに強力になっているため難易度はこちらが上。